written by 田村 MAILHOME
#306機能紹介
2003年01月09日(木)

あらかじめ、はっきりさせておきたいことがある。このサイトは愛犬家のサイトではない。



いつも内容の無い、つまらない駄文に終始している当日記であるが、今回はしっかりと近況を報告したいと思う。我が愛車、プジョー306、通称フランソワーズである。今日は彼女の素敵な機能を一挙大放出したい。


雨滴感知式オートワイパー
簡単に述べると、雨滴を感知してワイパーが作動するのである。
一般の「間欠作動」がオートワイパーとなっている。丁度ルームミラーの辺りにセンサーがついており、ここに雨が当たるとワイパーが作動する仕組みだ。さらに動作速度もオートとなっており、雨滴の強さによって3段階(間欠・通常・高速)に自動で調整される優れもの。これまで中途半端な雨天の際、ワイパーが思い通りに動かずに悶々としていた紳士もこれで大安心。雨量が少ないにも関わらず、狂ったように高速で動作する時も稀にあるが、そこはフランス人の茶目っ気として広い心で受け止めるのが大人というものである。恥ずかしがってはいけない。


ダイアル式リクライニングシート
通常、シートのリクライニングはレバーなどで制御されていることが多いが、微調整が利かず、体に合った角度にするのはなかなか難しい。その点、フランソワーズは優れもの。シート横のダイアルをくるくると回すことにより微妙な角度調整が可能となっており、運転時の疲れを和らげる。
難点といえば、シートを倒す時にも延々とダイアルを回さなければならず(フラットになるまで10分はかかる)、すぐ休みたいときには結構な労働となることであろうか。しかしそれも考えようで、その後の睡眠を一層快適にするための重要なプロセスと捉えられないこともない。眠りから覚めた後も労働を行わなければならない(=シートを起こさなければならない)というところが玉にキズだが。


シンプルなインテリア
フランソワーズの内装は、驚くほどシンプルである。シンプル過ぎて、ポケットがほとんど無い(迂闊に車内で飲料など飲めない)。シンプル過ぎやしないだろうか。



以上、いかにフランソワーズが魅力溢れる車であるかを紹介してきた。つもりであるが、どうもどこかで自分を騙しているような気がしないでもない。いや、きっと気のせいだ、私が「考えすぎ」と言われる所以である。せめてリクライニングぐらいレバー式が良かった。




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