地元の大学に進学して 塾でバイトをしながらの大学生活。 大学卒業後にはそのまま塾に就職。 そんな人生を送ることが出来たら、私は幸せだと思う。 でも、本当にそれでいいのかな? 別に、ずっとド田舎の地元にいるのが嫌とかじゃなくて 別に、塾講師として人生を終えるのが嫌とかじゃなくて 本当にその人生を選んで私は後悔しないだろうか。 おばあちゃんになったとき、「自分の人生は幸せだった」と心から言えるだろうか。 それはまだ分からないけど 今のままだと成り行きで塾の先生になってしまうような気がする‥。 その職業に魅力を感じていないわけじゃないし、寧ろ尊敬しているからこそ 私はその職業を「自分の意志で選んだ」と胸を張って言えるようになりたい。 だから、私は自分にひとつの課題を与えることにした。 それは、次の学校のテストで目標の番数をとること。先生とも、開き始めてた先生のいる将来とも、さよなら。 そうなってしまえば、私の先生への想いも、「塾講師」への思いも、そこまでだったということ‥。 でも私は、決して手放さない。 「塾講師」として、「人」として、尊敬している彼を追い越すまでは絶対に。
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