時々、すごく突発的に
「もう、日記は書けない。」
「先生への想いなんて、もう書けない、書きたくない…。」と思うことがある。
「先生を忘れたい。」と思う気持ちがあることもまた事実。
もし願いが叶うなら 誰も知らない場所へ行ってしまいたい。 誰も知っている人のいない場所へ行ってしまいたい。
先生のいない世界。 誰も私のことを知らない世界。 私はその世界で一からやり直したいと思う。
平凡でもいいから、平凡でいいから 普通の高校生活を送って クラスの男子を好きになったりしてみたい。
でも、それでもきっと私は、先生を好きになるでしょう。 先生を求めてしまうでしょう。
―――――――先生からは逃れられない。
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