2002年11月28日(木) |
「今度のターゲットは私…」 |
この頃の学校での私は、前より少し明るくなったと思う。 クラスに、少し話す程度の友達ができた。
その子は、一見、クラスの中心核のグループの人達と仲良くやっているように見える。 でも実際は、お互いに陰では悪口を言い合っている。 そこらへんの関係が特に女子は厄介だ。 一端拗れると、その関係は修復不可。
今日は体育の授業のために 更衣室で同じクラスのMさんと、隣の隣のクラスのUさんと一緒に体操服に着替えた。 その時、話がふと私のクラスの中心核のグループの話になった。 そして次の瞬間、Mさんがぼそっと言った…。
「今度は私がターゲット…。」
その言葉に、私は何も言うことが出来なかった…。
はっきり言って、Mさんは嫌われている。 Mさんの自分の意志をしっかり持った性格を、周りの人達は悪いようにしか受け止めようとしないから。 どうしてだろう。 クラスの人達と少し違うことをするだけで、だんだんと受け入られなくなっていく。 悪口、無視、嘲笑。
外されることの辛さを知っている私なのに 私は何もしてあげれなかった。
「気にしちゃダメだよ」
その一言さえも言えなかった…。
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