ラヴシック☆

     


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2002年09月20日(金) リスカになりそう…。

学校の授業中。
ペンケースからカッターを取り出し、手に取り、刃を出し、手首に当てる…。
躊躇しながらも勢いに任せて、刃を滑らせた。

今から約3ヶ月前のこと…。
丁度、Yとの仲も、終わりを告げられてはいないものの冷め切っていた頃だった。
ある日、家に帰ると、珍しく早く帰ってきた父親に成績のことで怒鳴られ
「こんな成績なら学校に行く必要なんてない!やめてしまえ!」
と、学校の指定カバン教科書を本気で家の外のゴミ箱に捨てられた。
丁度その時も、今みたいに先生のことで沈んでいた時期で、私は何重にも悲しくて悲しくて堪らなくなった…。
だから、死のうと思った。
カッターを手に取り、手首を滑られた。
だけど、血は出なくて、赤くて今にも消えそうな薄い線ができただけだった。
その結果に満足できなくて、持っていたカッター全てで試したけれど
錆びていたのか全然切れなかった…。

あれから三ヶ月。
カッターをサンドペーパーで磨いてからの挑戦。
だけど今日も、鈍い痛みと共に、滲む程度の血しか出なかった…。

家に帰って「こんなことしちゃいけない…!」と思ったのに
手首を見ていると、またやってしまった。
カッターを滑らせている最中の痛みが病みつきになる…。
でもやっぱり、「こんなことしちゃいけない…」と思って、手首が見えないように手首を包帯で隠した。






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