2009年11月20日(金)  肝据わり あとは無心で 前に出る


11月のお誕生会が幼稚園であったので、行ってきた。まなティは11月生まれ。

誕生日カードをもらったんだが、それに「将来なりたいもの」の欄があった。右隣に座ったYちゃんのカードには「おかあさん」と書いてあり、期待して我が子のを開いたら、「フレッシュプリキュア」と書いてある。そんなもんかと思い左隣のI君のをみたら、「かぶとむし」と書いてあった。なんか…、いろいろだな……、4歳児…。

帰ってから、I君のに「かぶとむし」と書いてあったことをまなティに言ったら、「かぶとむしになんかなれないのにね!」と得意げなまなティ。キミのもなれないけどね!

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どっぷりテンパッたら、腹が決まったといか、肝が据わった。寒さで体調を崩しつつあったのも、なんとか持ちこたえた。最初から、やるしかないのだから、やるしかない。もうなるようにしかならない。文字通り、無心でやろう。

私の姿を見かねて、相方がいろいろ手伝ってくれるので助かる。漆喰以外の細かいことは全部相方に任せて、私は思い存分漆喰を塗る。まず取り掛かったのは、パントリー、洗面所の洗濯機置き場、テレビ台。引越しで荷物が入るところを優先させてやっている。

テレビ台漆喰塗る前↓


下塗り後↓


背板に漆喰の白が入ると美しい。上塗りをしたらもっとよくなるはず。そうこうしていたら、漆喰がどっさり届く。なんと、200kg……。

20kg×10箱↓


すでに5箱(100kg)塗ったので、これで全部で15箱だ。1日1箱(20kg)塗っても、10日かかる計算だ。う〜む……めまいが。

さて、テレビ台が終わったので、書斎を塗る。書斎はグリーンにしようと思っているんだが、漆喰に色を付ける勇気がなかなか出てこない。やったことがないので、できるかどうか半信半疑なのだ。とりあえず、常に同じ色を生産できるように、いつも適当な水加減だけど、今回ばかりはしっかり計量。

グリーン漆喰材料↓


左上から時計回りに、

 ・バケツ
 ・漆喰粉(5kg)
 ・計量カップ
 ・リボス社製天然顔料ウラ(グリーン)0.375L(¥2,299)
 ・計量スプーン(なぜかコーヒー用)
 ・しゃもじ

まず、バケツに漆喰粉を入れる↓


水を入れて練る↓


5kgの漆喰粉が適当な固さになったのは、250ccを9杯分、つまり、2,250cc。色をつけるときは、いつもこれを守ることにする。漆喰を混ぜるのは大変なので、攪拌機を使えとどの本にも書いてあるが、あえてしゃもじを購入。しかし、一番よく混ざるのは、ズバリ「手」だ。ゴム手袋つけて、手で混ぜる。騙されたと思ってやってみて。

リボスの顔料、「ウラ」登場↓


この顔料は、リボス社製の漆喰の色付けに使えるようなので、私の使ってるヤツでもOKだろうと勝手に判断。科学的なヤツは使いたくないので、ドイツ製のこれを選んだ。「洋風の色にしたかったら、西洋製の塗料を使うべし」というのが私の理論。日本製の塗料はどっか洋風には成りきれない。

しかし…、開けたらまさかのこんな色↓


西洋どころか、中国のどこかの入り江に大発生した藻みたいだ……。

恐る恐る、少量の漆喰と混ぜてみる↓


入れたのは、コーヒー計量スプーン1杯。どうやら分離はしない模様。しかし、相変わらずエゲツナイ色。

こわごわと漆喰本体に入れて混ぜる↓


なんかわからんが、こんな感じ? バケツが青くてわかりずらいが、なんか淡くていい色(のような気がする)。さっそく塗ってみよう。

塗ってみた↓


とりあえず、相方用の机の下で試し塗り。試すのはいつも人のものから。いいんじゃないの?! 巾木の白とのコントラストもサイコー。日本の砂壁みたいな色になったらどうしようかと思っていたが、しっかり洋風だ。乾いたら、もう少し白っぽくなった。明日上塗りをしたら、もっとよくなる予感。


漆喰塗るのがどんどん速くなる。しかもどんどん平たんになって、コテムラは「あえて」出さないといけなくなってきた。このリフォームが終わったら、実家のを頼まれているので、それからさらにあと1件くらいやったら、左官になれるのではないかと。


つづく。


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 ・いいなぁ。まだ下の子がいるので、ヤツに希望を託すのみです。

 ・少し落ち着いてきたので、
  できるだけ日記も更新していきます。
  請うご期待!

 ・運動は未だに嫌いですが、労働は結構前から好きです。
  仕事、何かあればいいです、ホント。

 ・ばくしんしますよ!
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