2005年09月06日(火)  妊娠は 病気じゃないので ほっといて


27w4d(7ヶ月目)

昨日はあれからしばらく打ち沈んでしまった。なんだか取り返しのつかないのような気分になって。

電話で父にシリカゲルの成分について聞いたら、シリカゲル自体に害はないと言っていたので、少し安心した。要は粉塵が肺に入ることに問題があるらしい。チョークの粉と同じか。

結局、紙製の猫砂もやめて、今朝海岸の砂を取ってきた。これから毎日散歩のたびに砂を取ってこようと思う。様子を見つつ。

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今日は定期健診の日。今回から4週に1度だった検診が2週に1度になる。今日は糖尿検査もあった。甘い炭酸水を300ml飲まされて、1時間後に採血ってやつ。結果は次回。


こっちの病院は、公立と私立があって、公立で検査&出産する場合はすべて国の保険でカバーできる。私立はそれなりにかかる。私は、妊娠発覚時にまだ保険に加入していなかったので、とりあえず私立の病院に行って、保険の手続きが済んだら公立に移ろうと思っていたのだが、私も相方も担当の先生をいたく気に入ってしまい、結局公立には移らなかった。

私の担当の先生はスリランカ人で、その名も「スリ」。スリのいいところは、大らかで、真面目で、人の話を真剣に聞いて、なんでもわかるまで説明してくれて、人がぬか喜びするような調子のいいことも、人をむやみに怖がらせるようなことも言わないこと。小さな病院なのだが、病院中にスリのほんわかムードが漂う。病院嫌いの私も、あの病院だけは落ち着ける。


「外国で出産なんて、心配じゃない?」とよく言われるけど、なぜか心配になったことが一度もない。それはこの国の医療が発達していることとか、妊婦を特別視しない自由な雰囲気のおかげだと思う。なんか気楽だ。日本の病院の話を聞いていると、逆に息苦しい。規則、規則、規則って感じが。威張ってる医者も未だに多いし。日本にいたら神経質になってそうだ。そら、出生率も落ちるわ。

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話は変わるが、人の心を癒すのは、まっすぐに愛すことができる対象がいることだと思う。愛されることではなくて。

相方と出会って、何かにつけて、面と向かって「ありがとう」と心の底から言えるようになった。意地悪気質の私が、「存在してくれてありがとう」という気持ちを抱けるのは、不思議でものすごく幸福なことだと思う。


つづく。


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>>「匿名メールフォーム」へのレス

・まだ始まったばかりなのですねぇ〜。
 それならきっと1年以上はかかるでしょうね。
 気長に待つことにします。

・私はいつもだいたい1日に2回(しかも1回の量も多い)、
 相方にいたっては毎食後(3回)あるので、
 寒天を食べたらすごいことになりそうですね。
 日本に帰ったら、また買って帰りたいですが、
 どこにも売ってなさそうですねー。

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