2003年07月29日(火) 学問は 資格試験が 目的か
学校が始まったのが原因で体調不良中のたまり@真冬のシドニー郊外です。
この歳になってまで、教育ローンを組んでまで、しかもシドニーくんだりまで来て学校に入っておきながら、学校に行くのがものすごく億劫な、お茶目な28歳です。
新学期初日の昨日の朝なんて、本当にお腹痛くなってきて、「お腹いたいー」「お腹いたいー」と叫んでいたら、「別にお腹痛いフリなんてしなくていいよ。休めばいいじゃん」とあっさり相方に言われてしまいました。そっか休めばいいのか。っておい。私をその辺の小学生と一緒にするなよ。本当に痛いんだってばよ。
そんなこんなで、昨日からずっと胃がおかしいので、ずっとお粥とか煮込んだ野菜とかヤワヤワの麺しか食べてません。私ね、腐ったモノとか食べてもぜんぜん平気なんですけど、精神的に少しでも圧迫されると一巻の終わり。ちょっと環境が変わるだけで、大変なことになっちゃうんですよね。便秘とかにはならないんですけどね。
そんな便の話はどうでもいいんです。今日ね、初の通訳の授業があったんですよ。私の行ってるコースってほら、翻訳通訳コースなわけで、私がいくら将来翻訳しかやらねー通訳なんてやらねーと言い張ったところで、授業取らなくちゃいけないんです。必修科目なんですよ、通訳も。
でね、今日の通訳の先生が「プロとして」みたいな言葉を連発する人でね、「プロの通訳者としてこうすべき」「プロの通訳者になるためには今こうあるべき」みたいなことを連発するんですよ。挙句の果てには、このノートを買え、こんなボールペンを使えとかまで指図し出す。おいおい。通訳者になる気ねーよ!
一番カチンときたのがね、生徒のバックグラウンドを知るためにってことで、アンケート用紙が配られたんですよ。そこに、「この学校に入った動機」みたいな項目があってですね。それに関して先生が一言「英語能力を向上させるためとは書かないこと。ここは通訳翻訳コースです。英語能力を付けるためなら語学学校に行ってください」と。
は? 動機なんて人それぞれじゃないすか。動機なんてなんでもアリじゃないすか。英語能力をこのコースで向上させようって人がいてもいいじゃないすか。みんながみんな、翻訳家か通訳者を目指さないとダメですか。私ね、そういう人の心の中までコントロールしようという姿勢、大嫌いなんですよ。どんな世の中だって、心の中だけは自由なはずでしょ。何をどう感じようが、他人に口出しする権利なんてないでしょ。
私が天邪鬼だからなのかもしれませんが、みんなが一斉に同じ方向を目指していて、それが当然とされている環境って苦手なんですよね。心が自由じゃない感じがしてダメ。だって、学ぶこと自体が目的な人もいるわけでしょう。みんながみんなノウハウを知りたいわけじゃないんですよ。学ぶという行為からジワリジワリと何かを吸い取っていく人もいるんですよ。
そう考えると、大学で専攻していたイギリス詩なんて、本当に「ノウハウ」とはかけ離れた世界で、学んでいて幸せだったなぁと思い出に浸ってみたりして。
最近、学校の翻訳通訳のオーストラリアの国家試験受けて当たり前な空気に辟易中です。日本語と英語の言葉を純粋に追求する翻訳が学びたい! 言語は心だよ! 芸術だよ! 資格試験にこじつけるな! あー学校行きたくねー。
つづく。
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>>「匿名メールフォーム」へのレス
・あなたの正体バレバレですぞ(笑)。
夏な日本から帰ってきたもんで、ついつい夏風にしてしまっただよ。
あと、あの写真は、ウェブ用の写真サイトから頂戴したのです。
でも、確かに、あの店においてありそうだよね。
・5000円相当じゃないよ〜。それは人件費を入れた場合だよ。
材料費は本当にきっかり20ドルって感じなの。
汚れたり壊れたり飽きたりしたら、張替えのアフターケア付き!
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