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自分はどんなに幸せだと思っていても 溜息が止まらない日もある。
例えばお気に入りのカップを割ってしまったり 例えば録画予約に失敗したり 例えば子供のランドセルから2週間前のプリントが出てきたり 例えばもうすぐ咲きそうだった花の蕾が突然に萎れてしまったり
そんな些細な積み重ねなのに もう人生が行き止まりのような気になったりする。
もちろん人生晴れの日ばかりじゃない。 曇りも雨も嵐もあるし 雷が落ちることだってあるだろう。
分かってる 分かってる
だけど 止まらない溜息が部屋に充満して 窒息してしまいそうな気分
気分転換に窓を開ければ 少しだけ暖かくなった風がそよいで ちょっとだけ春の気配を感じた
もうそれだけでOK 溜息がやっと止まった
なんて単純 なんて分かりやすい 単細胞を自覚した今日この頃
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