『こんにちは〜』

『こんにちは』

『今日は、どうしたの？』

『・・・・』

どうしたのって聞かれると、いつも思う事なのですが
プロフィールでつながった殿方達は、亜美のメッセージが録音された
テープを聞いた上で、選んで、かけてきてくれるワケです。

それなのに、開口一番『どうしたの？』て。

アタシがアナタの自宅電話や携帯に、いきなり電話をしたのならば
そう聞かれるのも解るけど、なぜにこの状況で『どうしたの？』なんて
問われなければならないのか。と、言いたいけれど言ってはならないテレレ亜美。

どうしたの？も、数ある殿方達の苦し紛れセリフの１パターンなので
最初のセリフがコレだと、亜美の脳内にガチャ切り注意報が流れるのです。
苦し紛れって言うか、何言っていいか分からないから相手に振っちゃえ！
って感じなんだと思うんだけど・・・・

『今日はダンナが出張で居ないから、1人ぼっちなんです。
エッチな話しの出来る人、お電話下さいね♪』

と録音したにも関わらず、『どうして電話してきたの？』なんて聞かれた日には
ガックリ脱力です。タバコ片手に『おまえ耳ついてんのかよ〜ｦｲ』なーんて
言っちゃったりして。もちろん心の中で、です。見えない殿方の耳を引っ張りながらね。

心ここにあらず状態（片手はチンコを握りしめ）で、そわそわ話す殿方は
『今日は、どうしたの？』という質問に丁寧に答えてあげても、またもや
『へぇ〜そうなんだぁ。で、今日はどうしたの？』と繰り返す始末。

『どうしたもこうしたもねーだろ！だからアタシはエロ妻なんだYO！』と
大声で言い返せたら、どんなにスッキリすることか。間違いなく逃げられそうですが。
だって恐いよね〜そんな人妻。いや、人妻じゃなくても。そんな女はイヤダ。

亜美が、自分でまだまだ修行が足りないなぁと思うのは、こんな殿方達に対して
『ウフフ♪緊張してるのね』って感じで余裕を持って対応できない時です。
殿方のアップアップ状態が、亜美にも伝染しちゃうんですー。ｱﾌﾟｱﾌﾟ。

（お、この野郎め。一瞬でも沈黙になったら即切りかチェンジだな）

なんて、敵を偵察中の忍者みたいな気分になっちゃって。腰をかがめて
頭巾の中から目を光らせて様子を伺うわけですよ。実際には耳と気配で。


すいません。忍者の服すっごい適当に描きました。

「どうしたの？」「なにしてるの？」を連発する殿方は、会話中ずーっと
そわそわしっぱなしで、その状態のままTEL-Hに突入する事も多いので
何だか身の入らない棒読み口調で、言葉責めをしてきます。(言葉…責め？攻め？)

殿方のそわそわに感染している亜美も、忍者気分のままで対応するわけで
そういう時のTEL-Hは（これなら20分はいけるかな）なんて皮算用もできず
いつ切られるか分からないから、落ち着いて本や雑誌も見れず・・

殿方も、果たして気持ち良いのか疑問です！だって、射精しないで
ピッピとチェンジして消えていく人、けっこういるんですよ。

たった１〜２分のTEL-Hで「いくか？いくか？」としつこく聞いてくるので
「い、いっちゃう〜」と言おうとした瞬間に、ピッピッとチェーンジ！とか。
もー意味わかんない。しばらくして、また同じ人につながったりするのです。

今、書きながら思ったんだけど、もしかしてTEL-Hの練習してるのかな。
エッチなセリフの棒読みを直すべく、演技力に磨きを掛けてるのでしょうか。
だとしたら、あんなんじゃ練習にならないので即刻やめて頂きたい。

いつも書いてるけど、リラーックス！が一番なのに。難しいとは思うけど。

リラックスしすぎて酔っぱらってるみたいな人も、たまにはいるけど
亜美たちテレレは、ごくごく普通に、話しかけてほしいのです。
あ、そうじゃない人もいるかもしれないけどさ。

何だか眠くなってきたので、今日はこの辺で。
長すぎてゴメン。では、おやすみなさいませ。

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