つながった途端に挨拶もせず『き、君・・おっぱい何cm？』です。
『85cmくらいだけど』等と答えるとガチャリと切られます。

何度かつながって解ったのですが、そのフェチ君は120cm以上のバストしか
反応しないのです。こちらから話してはイケマセン。誘導される事にしました。

フェチ『お・・おっぱい・・何センチ？』

亜美　『えーどうしてー恥ずかしいー』

フェチ『え・・も、も、もしかして・・ひゃっ120センチくらい！？』

亜美　『・・うん、そうなの』

フェチ『えぇ！ヒャクニジュッセンチ！ﾊｧﾊｧ・・もしかして・・ゆ、揺れたりするの！』

亜美　『歩くだけでプルプル揺れちゃうの』

フェチ『ぷ、プルプル・・ﾊｧﾊｧす、す、すごいね！・・ﾊｧﾊｧ』

ずっとこんな調子です。このフェチ君は、話し言葉が全部驚いてるんですよ。
マンガで言えば、叫んでる時のイガイガの吹き出しって感じ。
《王家の紋章》の吹き出しと言えば伝わりやすいでしょうか。

でもデブ専じゃないんですよね。ウェストは引き締まって、お尻はボン！
あくまでスタイル良くなくちゃダメらしいです。それ、不可能だと思うけど・・
でね、テレレ仲間の江美ちゃん（仮名）が、このフェチ君とつながった時に
あまりにも疲れていたので、言ってしまったらしいんです。素で。

江美　『ねぇ・・バスト120cmでウェスト58cmの女なんているわけないじゃん（怒）』

普通、こんな白けること言われたら電話を切りそうなもんだけど
その日のフェチは違ったのです。いきなり口調が変わって

『・・・・・。いや、そんなこたぁ解ってるんだよ。たださ
妄想くらいしたっていいじゃない。ここってそういう場所でしょう？』
と、江美ちゃんに普通に語り始めたというのです。もービツクリ！
フェチ君は普段、堅い仕事をしているんだって。人って判らないですね。

その他の印象に残るフェチ君と言えば、ストッキングフェチ。
なんかね、自慢したいのか、やたらと知識をひけらかすんです。
それも、ストッキングや網タイツや、ブーツに関しての。

『やっぱり80デニールでしょ』『網タイツは●●製のが最高』
『君はどんなストッキングが好きなの？俺はね・・』と言った調子で
延々と自慢しまくり。すっごく好きなんだよぉって感じじゃなくて
『俺はこんなに知ってるけど、オマエはどうなんだ？』な雰囲気なの。

私は別にストッキングコレクターじゃないし、ハッキリ言って
フェチ君が喋ってるような事はどうでもいいのです。なので
相づちをうちつつ「えーすごーい詳しいねー」と驚きながら
マンガや雑誌を見てました。友達にメールしたりとか。
だってこの人、性格悪いんだもん！１人で喋ってるし。

いろんな場所の呼び方も詳しくてココに載ってるような単語も連発していました。
そういう会社の製品開発の人なのかなー。それとも就職試験で落ちちゃった人？

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