台所のすみっちょ...風子

 

 

お役に立ちたい。 - 2005年10月03日(月)

ここを引っ越しする日が決まったので、

先週の木、金と2日間に渡り、引っ越し業者に見積もりを頼んでみた。


まず、木曜日にやって来たのは、M社である。

担当営業さんは「伊万里焼の壺」といったような、

顔がつるんとした感じの人だった。

値段交渉をしていく中、合間に挟む世間話から

彼が34歳で5歳と3歳の二人の娘のパパであることがわかった。

「可愛い盛りだぁ〜」と私が言うと、彼は目を細めながら

「週末の土曜日は上の娘の初めての運動会なんですぅ〜」と

本当にうれしそうで、「だから(娘のために)仕事をがんばらないと!」

などと言うのだった。


そして、金曜日に来た見積もり人はD社の人。

やはり前日の人と同じように世間話をしてみると、

彼は36歳で3人の子持ち。妻子は千葉の奥の方に住んでいて、

単身赴任。一番上の息子さんは中学3年で来年受験だそうだ。

「これから教育費が大変だぁ〜」と私が水を向けると、

「そうなんです。だからがんばらないと!」と少しだけ照れ笑い。


我が家の引っ越しは11月である。時期としては業者にとっても

閑散期で、営業としてはここで受注できたら、とてもうれしいハズ。


どちらにお願いするかは、まだ決めていない。

来てくれた2人とも、それぞれに家庭を背負っている。

運動会で元気に走る5歳の愛くるしい女の子。

机に向かって一生懸命勉強している青年。

そんなことが頭をよぎって・・・

どっちにするか、なかなか決めらんない。


おしまい。


...




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