台所のすみっちょ...風子

 

 

都会。 - 2004年04月08日(木)

銀座の西武に修理をお願いしていた靴を

取りに行って、帰り際にそこのトイレに寄ったら

チャーリーズエンジェルのような

華やかな女性たち3人が鏡に向かって、

化粧を直していた。


毛穴に寸分も呼吸を与えないほどの濃い化粧をし、

ローンはもちろんセゾンカードで?毎月いくらですか?と思わず心配してしまう

ぐらいの流行の服装に身を包み、

そのうちの一人はゴールデンリトリバーか?と思わせるような

カールを茶髪に施していた。


圧倒されつつも気を取り直し、個室の方に目をやると

3つある個室はいっぱい。

エンジェルたちの放つオーラに、

今だに黒いセーターを着、裏地が少し破れた皮ジャンを着ていた私は、

塩をかけられたナメクジのように、小さくなりながら待っていたのだが、

しばらくして一番先に空いた端の個室から出てきたのは

グレーに黒が混じったごま塩のようなツイード

のウールのコートにこれまたピンクのウールのマフラーをまいた、

「あなたも冬に未練があるのですね?」といった感じの

髪の毛が真っ黒な、チャーリーな3人とは対局にいるような女性。


彼女を見たその瞬間、

私もこの都会で生きてていいんだ、、と

ほっとした。


おしまい。


...




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