2006年10月22日(日)
現実の社会生活での知り合いの人にここを教えていないのは、何かを分かち合いたいとか、理解されたいと思っていないからだ。 ここにあるのは、ただ表現したいと思った事や、整理のつかない感情の欠片であって、あなたに伝えたいこと、ではない。 だから、触れないで欲しい。 理解しようとしないで欲しい。読みたいと思わないで欲しい。探さないで欲しい。 あなたが、現実の側の人間であるなら。 速攻回れ右をして、帰ってください。 感情を他人と分かち合えると、私は露ほども思っていない。 祈りも、願うことも、怒ることも、言葉に拠る全ての事柄は他人と共有できる事ではないと私は思っている。 しかし言葉という形で吐き出さないと立ち行かないので、こうして自分から少しばかり離れた場所におき、自分の知らない人々のめにひっそり晒し、忘れたふりをしているのだ。 たくさんの嘘の言葉を並べて、嘘の物語をつくって、バランスをとっているのだ。 言うならこちらはやじろべえの右手。 左手の人がこちらを向くだけで、ぱったり倒れてしまうだろう。 せめて見ていないふりをしてくれと、前回私は言った。 それが守れないようなので、ええ、帰ってください。 二度とこないで下さいと、はっきり言いましょう。 |
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