七竃雑記帳
桂木 炯



 縮め過ぎです




今日はR嬢とデェト
ご飯食べたり買い物したり・・の前に
相変わらず、時間どおりにこないTAKAっぽさ

やだもー可愛いー(落ち着け私)


メインは映画

「姑獲鳥の夏」です、ハイ
感想は・・・原作読んでない人は大変だったかもしれない
もう、詰め込みすぎて、縮めすぎて
あらあら大変・・・

予備知識が無い人には
時代背景とか分からなすぎて終始「ハァ?」というモノだったと思う
原作読んでいる人だけがターゲットなのか・・・?

一番のキーポイントだからって
眩暈坂に気合い入りすぎてて
コケたら即死みたいな坂で
二年坂どころの話じゃねーなーという感じ

色々驚いたけど
憑き物筋の説明が「あれは装置だ!」だけってどういうこと?
(厭魅<えんみ>の説明もなかったし
 必要な説明がほぼ欠落
 パンフレットでも補いきれてないこと多数)



うわぁ、無理、本当に初心者には意味がわからない


セットとか小道具とか映像の凝り方は良かったです
ただね、忙しい役者さんばかりが出てたのが悪いのか
えらい顔に疲労が出てて、違う意味で恐かった(榎さん疲れすぎ)
堤さん、疲れ過ぎてたのか
かつ舌のあまりよくない京極堂になってましたよ(笑)
(もう、R嬢が小難しい上に聞き取りにくくて
 何が何だか?と言い出すほど
 あのセリフ群が聞き取りづらいとかなり大変)



でも、京極さんの話って
2時間の尺に縮めると

火サス形式になるんだなぁということに気づきました

最後に畳掛けるように事件が終わるのは同じでも
原作だと伏線が重要なので気づかなかったのですが
映像化して変な所をはしょると
まさしく火サス、断崖絶壁でざっぱーんな感じ
犯人じゃなく
全部、古本屋さんが解説(無理過ぎる)

終わり方は怪奇っぽく現実味なく、キレイに終わってましたよ
あれはあれでいいんだという感じでしたが


シリーズにするのは
やめたほうがよかろうという感じでした

これ以上長くなったら無理
人が増えても無理
鉄鼠あたりなんてとんでもない
完全再現したらホント24時間以上になるよ
耐久レース(笑)


まぁ、シークレットな人の演技が
一番ナチュラルで面白かったです(笑)
(でも予備知識の無い人は笑えない仕掛け・・だからもう)







2005年07月31日(日)
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