七竃雑記帳
桂木 炯



 ずっと触れてなかったけど。



毎日、テレビつけると
遺族の方のエピソードを流し続けている

当日の震災が起きたときに近い
混乱した報道は余計恐怖を煽るから
辞めたほうがいいような気がしてくる

報道ってここまでするものだったかなー?


ほとんどの電車が余波で
毎日、遅れている
その度に律義にアナウンスが流れる
「一分程度の遅れで・・・」
その方が乗客の不安を掻き立てると思うんですけどね今の時期


親類知人含めて
誰も何もなかったけど
ニアミスは多かった(後で血の気が引いた)

町全体がザワザワしたままで
GW が来ました
なぜか、つられて地下鉄も過剰反応している感じ
でも5/3には本町駅付近で
不発弾を撤去する予定に変更はないらしい
(本町駅はスルーされる)
そういえば、今年は戦後60年でしたね
それまでに日本は何とも言えない国になった気がする


私の習慣の一つに
「家から送りだす時には必ず明るい声で
 いってらっしゃい、気をつけてと言う」
というのがある


それは一応、言霊でもあるらしく
出かけるものを守るのだという話も聞いたけれども実際は
いつだったか誰かが何かで言っていた

「それが今生の別れになることもあるから
 悔いのないように(双方が)
 喧嘩していてもそれだけは笑顔で言う・・」

という言葉が強烈に残っているので
実践するうちに習慣化した


最後の言葉というのは
生きていく人にとって特別な意味になるんだというのを
毎日見せられていると
余計に重要な事のような気がする

後、別れ際は笑顔で・・・というもの同じで
最後に見たのが泣き顔では
なんとも切なく悔しいだろうから
なるべく笑顔でサヨウナラを言うことにしている





どの視点で書けばいいのか分からないですね
こういうときって。


2005年04月30日(土)
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