七竃雑記帳
桂木 炯



 へんなタイトル










「石ふしぎ大発見展」
(財)益富地学会館主催




なるものに行ってみました



これは
関西では
大阪と京都で開催されるらしいんだけど




無論、タイトル通り

石のふしぎ

つまりは
化石やら鉱物やらの希少価値のある物の
展示と卸値即売会



なのですが



そんなことをやったって
お客さんはそんなに集まらない
石といえばもう一つ




宝石




そうです
どっちかといえば
こっちの石のバイヤーさんが多い
それもありとあらゆる国からバイヤーさんが・・
つまりは



年に一回の宝石掘り出し物市



それもどっちかって言うと
玄人仕様



そこここで
○○さん!!お久しぶり!!
とかいう声が響いています
宝飾品を作る職人さんが
仕入れに来る場所でもあるわけで


各出展会社には
得意種目があるんですね
琥珀だけのところとか(アメリカ系=産出国だし)
南洋パールだけとか
べっ甲だけとか
ラピスラズリ専門とか
でかい翡翠の置物専門とか



卸だからかなり安いんです


でも
鉱物マニアのおじさんに
パワーストーンマニアの奥さん+子供に
宝飾関係者に
趣味の人々




人酔いするってば



アンモナイトの化石の横に
水晶のとげとげの結晶
その横に
一粒30万はくだらない宝石




濃いです



でもね、なんだか分からない結晶に
安い!とか万札はたいてるおじさまを見つつ
価値がてんで分からない私は
開いた口がふさがらなかったが
小指の爪に満たないサイズの石が
何百万ていうのだって信じられないことだし
向こうにしたら
希少価値の結晶を削ったら
それはそれで開いた口がふさがらないんだろうと思う
地面から掘り出した石なんだけどねどっちも
人がつける付加価値とは不思議なものです


結構若い女の人とかいるの
バイヤーさんでも趣味でもなさそう・・・
多分
自分で石を買って
それを空枠に格安で入れてもらうんじゃないかなぁ
そーすれば
石はちゃんと確かだし(ダイヤはほとんどないけどね、これはギルド扱いだし)
安いし
指輪になったものを、お店で買うことを考えれば
ものすごく安いよ
ま、ブランドが必要ならしかたないけど
自分の気に入った良い宝石っていうことなら
このほうがお得



3日間おこなわれるんだけど
一日目の午前中で
かなり売れるみたい
ほら、やっぱ商売だしね


色んな石があって聞いたことない
名前のものも多かった
プレーナイトっていう石を買ってみた
別名葡萄石らしい
一つの店では3カラットぐらいの
カボションカット(丸いカット)で
1万円を超えてた
もう一方の店では一円玉サイズで
900円だった・・・色とかあんまり変わらないんだけどね
なにか基準ってあるんだろうけど
私には分からないので
もちろん私は900円の方で
3つで1000円のガーネットとか




面白い場所だった
石好きの人は次回にでも是非




貧乏性なので
大して買えなかった炯でした
だって
高いの買ってデザイン失敗したら嫌だし・・・






2003年04月28日(月)
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