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体育座り
昨日は 扇町にある
扇町ミュージアムスクエア 略してOMSの クロージングイベント・シリーズ
TIP COLLECTION#5
に、行って参りました
まずOMSは 大阪は北区扇町にありまして “若者文化の情報発信基地” として1985年に開館 演劇・映画・展覧会など多種に渡って催されていた場所ですが 2003年に閉館することになり今現在 最後を飾る様々なイベントが行われています
その中の 「TIP COLLECTION」は “進化する笑い”“ノンジャンル”をテーマにした OMSの看板イベント
その最終回だったのですが
出演は
はじめにきよし イワイフミ スクエア 夢路いとし・喜味こいし
出演順敬称略
ええと これに誘ってくれたのは アンドレさんで もちろん師匠の サキタハヂメさん所属ユニット はじめにきよし を 見に行く!というのもさることながら
いとこい師匠が生で!!
そりゃ見たい!ってことで・・・
劇団の公演を見に行った方なら分かると思いますが 演出上あんまり広くない場所・・で 桟敷に体育座り(三角座り)です でもかなり前
舞台前方に幕のような感じで スクリーンが降りていまして まずそこにオープニングの映像が映し出されるわけですが それが 「一般常識問題3択」 だったのですが いい笑いのツボを押さえています 使う写真もですが、写真の寄り方とかね最高
トップは 「はじめにきよし」
ギター・のこぎり:サキタハヂメ氏 ピアニカ・ピアノ:新谷キヨシ氏 における “お気楽鼻歌風景ミュージック”
初めて聞いた!! 鼻歌というよりも 風景ミュージックというのが合っている感じ すごく気持ちがやわらかくなる曲なのです アップテンポなものもすごく楽しくて 曲はインストなんだけど 全体がすごく唄っぽい、時に懐かしい気分になる素敵な曲でした
のこがねぇ・・・とても綺麗な高音なの! ていうかのこに聞こえなくて 笛とかそんな感じなんだけど、今まで聞いてきた楽器とも 明らかに違う音で奥深いなぁって思った 後、お二人のトークは最高です 機転が速く切り返しと突っ込みの速いサキタさん 独特な間をあけて話すキヨシさんのコンビネーションは絶妙 うむ、ほんと 皆さん機会があれば是非!
そして司会はサキタハヂメ氏 笑いを交えつつ進行
次はスクリーンが降りて イワイフミさんの サイレントアニメーション 動く絵本ってかんじで 見る人それぞれに感動が違うんじゃないかなぁ シンプルな線画で表現される世界は すごくキュートでした
次は 「スクエア」 男性4人構成の劇団 近未来の町工場兼自宅へ 最新鋭ロボットがリース営業に来ている という話 無論工場には旧式のロボットがいます 各自の役作りが最高に良い仕上がり とくに 奥さん役の方、ややオーバーにみえながらも 「あぁそんなおばさんいてるわ」的なハマリ具合が 相当に可笑しかったです なのでその後に今後の予定を話す姿に 逆に違和感を持ったほどでした
でもって お待ちかね 「夢路いとし・喜味こいし」
いとこい師匠と慕われる 関西お笑い界の重鎮
登場時、いとし師匠はどうやら立ち位置まで 歩けていなかったようで(ご高齢のため) それでも、それをネタにして笑いをとってしまうプロ根性! ネタはなんとなく聞いたことがあるものの リニューアルされていていて、何より
長い!
もの凄くネタが長い!でも可笑しい!!
その後 もの凄くうれしそうな司会 サキタハヂメ氏による粋なはからい 客席からの質問コーナーがあり ・兄弟げんかをしますか? ・いくつほどネタをお持ちですか? ・今後の出演予定は? ・最近笑ったことは 等の質問が飛び どの質問も丁寧にそしてキレイに落とす いとし師匠 そして軽く突っ込んで嬉しそうなサキタ氏 サキタ氏に「突っ込んで突っ込んで!」と笑顔でそこも落とす こいし師匠 大御所の笑いのすばらしさをかみしめました
が 今後の予定という質問には 「今は寄席がない劇場はあるけれども そこでは僕らは漫才をやりにくい これぐらいの大きさで笑わせるのが一番やりやすい」 と 最近の漫才が、劇場の構えから言っても 育ちにくくなったんだと思いました
いやー面白かった! ものすごい楽しかったもん構成も全部 書くと細かくなるので書きませんでしたが 毎回始まる前に司会進行+スクリーン上に テロップで影響を受けたものの上位三位が流れ 終わった後には今後のスケジュールが流れ それについてのトークもありました
普段音楽のイベントばっかりだけど こいうのも好きだなぁって思いました
あ、ちゃんとスクリーンでエンドロールがありますが スクリーン両脇に 「はじめにきよし」登場 エンディングテーマを生で・・・エンドロールと タイミングがばっちりあってて 気持ちのいい終わり方でした
でも お尻は痛かった・・・・
2003年02月19日(水)
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