七竃雑記帳
桂木 炯



 徒然・・・「雨」

      「雨」

  |
    雨 |
鬼       |  愁  
雨 霖  |雹    雨  
  雨     佳    | 
|    檐  雨
 一   雨     | 知
 味 |   懸 |   身
 の  |  雨     雨
 雨   霰    甘
|  沢    | 露 |
   雨 |    の
 香    八   雨
 雨    重     |
      雨   |       
  清     篠 
  雨  |  突 | |
        く 
 |  |   雨  |

−今は梅雨なので雨の話を少々−




上にもあるとおり
日本には雨の呼び名も
雨に関する言葉も沢山ある
地域によっても呼び方が違うので
相当の数になると思う

これは日本に豊かな四季
細かい季節の移り変わりを
知る心があるからのようで
でも今となっては

新しい雨の名前としては

「酸性雨」

ぐらいで随分情緒に欠ける

私は好きか嫌いかと問われれば
雨は好きだと答える

ただ出かけるときの雨はやっぱり嫌だ

休みの日、出かけなくていい日に
さわさわと雨に降られるのは
とても落ち着いて気持ちがいい
暗すぎず明るすぎずの光で
雨の音に起こされるのはすこし違う場所で
起きた朝のようで不思議な気持ちになる


梅雨の時期の雨は
草いきれの香りより
どこか花の香りの方が強くて
随分と柔らかい気持ちに落ち着く


表にでて楽しむなら
アスファルトではびしゃびしゃと
あまり心地の良い音がしないので


出来るなら透明の傘で
人のいないお寺の境内を
雨粒が葉を叩く音と
睡蓮の植わった水面が跳ねる音
砂利と石畳に独特の音をさせて水が走る音
土に木造の建物に染みる音を聴く
見上げたビニールごしに
埃が流れて濃くなった緑の樹を見て
足元から微かに立ち上ってくる草の匂いと
埋もれるように咲いている花の微かな匂いを
しっとりとした空気と一緒に
身にまとわりつかせては歩いて立ち止まる
どう考えたって気持ちが良い時間
これで梅雨を嫌えというのが間違い


雨が降ったら狩や耕作はお休みだったはず
雨の日に気だるいのはその名残だと
私は思っている
だから、雨の日に室内にいると
雨露がしのげている安心感と気怠さで
働くのが嫌でイライラするんだと思う


雨が一日続くなら、何もしなくて良い休みの日限定で


そういえばTAKAさんも
雨が降ってるとき室内にいるのが
なんだか心地良いとかいっていたような?
雨男だけどねTAKAさん
でも、雨を降らす事の出来る人って
昔は巫女か雨乞いの神官ぐらいだったはず
もしやあなた龍神様にでも好かれておいでで?




いつもと違う書き方をしてみた
どうかな?時間無くて、ちゃんと
言葉を選べなかったので失敗かも
タマにはこんな感じで
「徒然」はこんな感じで・・・

そうそう、今日だけは一応色を変えておかないとね
怖いし赤いと(笑)
また戻すけど2・3日はこんな感じ


さっき赤に戻した・・・ら
上部分がまじないみたいで怖い(笑)






今日のR嬢;
日記微変更したらしい
「空」のイメージは崩せない・譲れないらしい
・・・いいねアナタ爽やかなイメージで











2002年06月28日(金)
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