2004年11月15日(月) >> 忘れかけてた感覚。
普段のワタシならば、何らかの真っ最中にいる人間に助言はしないし口出しもしない。
所詮、盲目な状態のヒトには他人の意見なんて入ってかない事ぐらい知ってるツモリだ。
けれど、今回だけはどうしても別。
主犯は身内だし、無駄に親族も関わってしまっているし
巷では親友と分類されるであろう人間だって共犯だったりしている。
ダカラと云って
めぐが実際の事件に関わってしまっている訳でもナイので
失礼ながらも、ソレに関して責任を感じているって事ではないけれど
もしも彼女に責められたとしたら、ひたすら謝るぐらいシカ出来る事はない。
ただ、ワタシには
例えそれがワタシの間違った正義なんだとしても
彼女にとっても痛いであろう現実だって、彼女の選択肢と判断材料のヒトツなんだと思えてしまう。
発端からは数年の間が経過している。
「あなたのココロとカラダが元気な時に打ち明けたいんだ。」
なんて
彼女にも結構な宣言をしてしまっている。
知らない方がいい事だってあるカモ知れない。
知らない方がしあわせに生きられる事だってあるのカモ知れない。
彼女の判断を信じたくとも、時間と距離を置かなくてはいけなくなるカモ知れない。
それでも、
見て見ぬフリした所為で知らない間に濡れ衣を着せられるなんて
事実も真実もワカラナイようなバカバカしくて情けない過ちは繰り返したくない。
偽善じゃない。
罪悪感じゃない。
自己満足じゃない。
ワタシはただ
いつか、「ずっと友達でいたいよ。」って泣いてくれた彼女を守りたいだけ。
タブン、ワタシのために。
もしかしたら、彼女のために。
きっと、ワタシと彼女の今までとこれからのために。
◇◆◇ めぐ。 |