めぐたれ暦。
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2002年11月03日(日)  >> 裏切り。




だりんが


ぴこちゃんとぽぽちゃんの“敵討ち”をすべく

ちょっとした準備の整えを終えた。





数日前


「俺、どうしても許せない。」


彼はあたしの目をまっすぐに見て、ゆっくりと優しく話しかけてくれた。



その姿勢に

「やっぱり、あたしに彼は止められない。」



改めて実感した。





イツモ、何かある度にそうだ。


きっといつか

最終的なナニかが降りかかって来たとしても、あたしじゃ彼は止められない。





あたしのコトバなんかじゃあ、彼は止まってくれる事を選択なんかしない。










二の句は、告げられなかった。



今回の所業を思い返してみたとしても

あたしに

何かしらの発言の権利なんて、存在する訳ないんだから。





一昨日頃から


でかけるついでに顔を合わす機会が重なっている“あの猫”に



「・・・オマエ、逃げなきゃ撃たれちゃうよ?」



なんて話しかけていた。





一瞬、ハッとした。



ご近所のゴミを荒らされて困ってるのに。ベランダにも侵入されて驚かされてるのに。

何より

ぴこちゃんとぽぽちゃんの、仇なのに。





あたしは、一体なにをしているんだろう。





デモ、望んでなんかいないと思うの。


あたしならきっと敵討ちを望んだりなんてしないから

勝手だけど

ぴこちゃんとぽぽちゃんも望んでいるようにはどうしても思えない。



例え

仇討ちを終えたとしてもぴこちゃんとぽぽちゃんは戻ってこないし

あの猫の行為だって、動物の本能も働いてしまったものなんだとも判断できるし


それにやっぱり

相手もどうやったって、生きているヒトツの生命なんだから。





決して許してしまえる訳なんかではないけれど

やっぱり、苦しいのです。


悲しみを生んでしまった切なさが

傷みの処理さえできないもどかしさが

憎しみすら増幅させる事しか出来ない、禍々しい現実が。





多分

彼にとってはとんでもない裏切り行為です。



大切な時間をもがれて

大切な生命を奪われて

大切な存在を殺ぎ取られた相手に何か思い知らせてやれるだろうな機会を


こんなにも隣に在るあたしが、こうまでしても潰そうとしている。










けれどあたしは今日も


「逃げなきゃ。」って、声をかけます。





きっと。





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