下の娘が9歳になりました 何事もなくここまで成長したことに 心からの感謝で 胸がいっぱいです
土曜日でしたか・・・ 下の娘と2人でテレビを見ていたら 女優の向井亜紀さんが 子宮癌と闘いながら 最後の最後まで赤ちゃんを諦めず 自分の命よりも胎児を優先させたいという彼女に 家族にとっても彼女がかけがえのない命であることを 伝えていき 最後は胎児を諦めなければならなかった 壮絶なお話をドラマ化したものをやっていました 代理母では認知されず 大変話題にもなりました 赤ちゃんを諦めるシーンでは エコーで撮影した写真を「記念写真」にしたいから かわいく撮ってくださいねと 先生にジョークを言うところで・・・
・・・そういえば 娘の写真もあったはず
ごそごそと母子手帳を探してみると カバーの中に挟まっていました 『あったあった・・・これあなたよ』 「ええええええええええ」 『これが頭だね これが・・・手・・・足・・・』 突然 涙がどばーーーっとこみ上げてしまい もう我慢なんてできる状態ではありません 『・・・ごめん 思い出しちゃった・・・ ・・・すごく・・・嬉しかったから・・・ なかなか・・・・赤ちゃんができなくて・・・』 「・・・そうなの?」 驚いた娘も テレビのほうに向き直って 涙を拭いています 悪いことしちゃった こんなに泣かなくてもね 『元気に生まれてきてくれてよかったよ・・・』 泣きじゃくる自分を落ち着かせて 何とか普通の言葉でつたえました 上の娘もですが なかなか妊娠できずに とても辛い思いをしました 検査や治療をして 2年もかかってしまった長女 そのあと5年かかってしまった次女 それがもう中学生に小学生なんて 嘘みたいですね 諦めていたらと思うと悲しくて ずきずきと胸が痛むほどです 二つの命に恵まれたことに 深く感謝なのです そのころのお友達にも まだ不妊症と闘っている人がいます 頑張ってなんて言えないです きっとできるなんて言えないです 祈っているしかできないです 娘達の誕生日のたびに あの時のことを思い出すのでしょうね
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