いっしょくんの日記

 へ(* ̄ー ̄)> 
なんとなく 書くんで〜
なんとなく 読んで下さいね。

2002年06月29日(土)  絵本

 お金に余裕がないというのに・・・・・・

 絵本を買ってしまいました♪

 絵本は大好きで ずいぶんたまってしまいました
 
 今日買ったものは エリック・カールさんの
 「ごちゃまぜカメレオン」です
 体の色を変えることができるカメレオンが
 ある日自分は ちっぽけでのろまで弱虫だと思いはじめます

 ホッキョクグマのように大きくてかっこよくなれたらなぁ
 と 思うと体が白くなります
 フラミンゴのように綺麗になれたらなぁ
 と 思うときれいなピンクの翼と長い足がはえます
 キツネみたいにスマートになれたらなぁ
 と 思うとふさふさとした赤いしっぽがはえました
 サカナみたいになれたら泳げるのになぁ
 と 思うと背びれと尾びれがはえます
 シカみたいになれたら速く走れるのになぁ
 と 思うと立派な角がはえます
 カメみたいになれたらいざという時甲羅があるから安心だな
 と 思うと背中に甲羅がつきます
 ゾウみたいになれたら誰にも負けないくらい強くなれるのになぁ
 と 思うと顔が牙のはえたゾウになります
 アザラシみたいになれたら素晴らしい曲芸ができるだろうなぁ
 と 思うとさらにアザラシの手足が加わります
 そこに人間が通りかかると
 あのニンゲンみたいに・・・・・・
 と 人間の持つ何かを望もうと思った時 
 ハエが1匹飛んできました
 こんな体じゃハエがとれないや
 そう思った瞬間 元のカメレオンに戻ってしまいます

 ・・・・というお話
 このお話ができるところを 丁度テレビで見ていました
 
 エリックさんの絵本を作る技法は すこし変わっています
 絵を描くのではなく 前もって染めて乾かしておいた
 膨大な数の紙を 色々な形に切って使います
 ですから思いがけない所に おもしろい色合いや
 模様が出てくるのです(うまく説明できませんが・・・)

 この カメレオンの話は 
 小学生の子供がエリックさんと対談をして
 何かを学び取るという 課外授業の風景でした
 エリックさんが子供達1人1人に 好きな動物を聞いていきます
 どうしてそれが好きなのかも・・・・
 カメレオンの望みは その場にいた子供の望みでした
 強いから・・・綺麗だから・・・・はやいから・・・
 ところがエリックさんは 子供達の望みを
 混ぜ込んでいくのです
 あれ?みんなそれぞれ違う友達の望みなのに・・・・
 子供達は戸惑いながらも 自分の好きなものを発言します
 そしてできあがったのが ごちゃまぜカメレオンでした
 子供達は大喜びです 最強の生き物になったのですもの!
 
 それと・・・
 きっと あれこれ望んで 
 本来の自分を見失ってしまうかもしれないけれど
 元のまま ありのままの自分が一番なんだって言う意味も
 あるのかもしれませんね
 
 さてさて・・・・想像できましたか?
 ハエをとる前のカメレオンの姿・・・・

 想像する力って 大切なんです
 相手のことを思いやれたり 人を傷つけないようにしたり
 冒険をしたり 創作したり 自分の世界が楽しめたり 
 夢を見ることができたり・・・・

 周りの人の心を想像するからできること  
 想像力は 心に厚みを作ります
 人を豊かにします 
 心を解放してくれます
 子供のころの想像力は無限です
 
 このくらいのカメレオンは あたりまえに想像できなくてはね!?

 大人も たまには想像力を使って 
 空想の世界を 楽しむといいと思います
 そうできることの楽しさ 
 できた自分が素敵に思えることでしょう 

 絵本は子供の読むものと諦めずに
 目を通してみると良いと思います
 ちいさな発見があったり
 空想の世界に入り込めたり 
 考えさせられることもたくさんあります
 絵だって美術館の絵画のように美しい物もあれば
 心和むものもたくさんあります

 子供のころに 誰かが絵本を読んでくれましたか?
 今はどうですか? 
 子供に 恋人に 大切な人に
 絵本を読んであげましょうよ
 美しい絵と 素敵な言葉の プレゼントになりますよ
 
 絵本の世界へ 出かけましょう♪ 


     絵本

   扉を開くと 別世界

   森に お城に 花畑

   「あったらいいな」がそこにある

   「行ってみたい」がそこにある

   「あったら怖い」ものぞけるし

   「やってみたい」が楽しめる

   心の中に 自分だけ 

   秘密の場所が 作れるよ


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