三楽の仕事日記
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2011年01月04日(火) 2011年仕事始め

 仕事始めの日。始まりは三の丸庁舎で。重要な話し合いを午前から午後3時まで。要検討の案件抱える。

 教育事務所へ。皆さんに新年の挨拶をして、さっそく会議報告と依頼事項を伝達。小さな山となっている決裁板処理。リニューアルした総合文書管理システムで初処理。見える化が進んだ印象のシステム。

 昨年末、O県のY中学校の川上校長が、日本教育新聞に掲載された僕の提言を読んで感想と関連資料を送っていただけた。川上校長は、早くから図形ソフトを活用した数学実践で著名な方。僕が附属中時代にO大教育学部附属中におられたことでつながりができ、それからの長いおつきあい。小牧で開催したGC活用研究会にも関わっていただいたことがある。

 今日はお礼といただいた資料から中学校のICT活用の状況を聞きたくて電話。町に一つの中学校+教育長が研究好き?との理由から、全教室に電子黒板と書画カメラ(実物投影機)が設置されているとのこと。凄い!

 導入されて10ヶ月。その実態は?と質問すると、すぐさま「100%フル活用」という返答。朝から電子黒板は電源を入れっぱなしにしている状態だとのこと。全ての教師が実物投影機の活用に始まり、電子黒板も活用するような状況とのこと。「無理して使っちゃあかん、と何度も言っているやけんど」という言葉が印象に残る。それでも皆さんが活用していると言うことは、要は便利だということ、授業で役立つということだ。

 「どの教室にもあるわけだから、誰でも使いますわ」という言葉から一致した意見は、「中途半端な機器導入は返ってマイナス。いれるならドーンといれなあかん!」ということ。

 「失敗したことは?」と聞くと、これまた凄い返答。「実物投影機が1教室1つでは足りなかった。教師一人一人に1台いる」とのこと。(メーカーが聞けば、涙が出るほど嬉しいに違いない)中学校は教科担任制、美術室でも実物投影機、音楽室でも実物投影機、どこでも使える実物投影機。だから教員一人に1台の実物投影機が必要だったという。ここでも「無理して使っちゃあかん、と何度も言っているやけんど」という言葉が続く。

 「ドンドン発信してくださいよ」とお願いすると、「もう1年は実践を温める、そうそう数学は作図ツールをドンドン使っていまっせ」と川上校長らしい発言。1年温める?何か考えているらしい。ああ、楽しみ。
 


2010年01月04日(月) 今日は仕事始め
2009年01月04日(日) クルマは家電量販店で買え!
2008年01月04日(金) 仕事始めの日
2007年01月04日(木) 仕事始め式・教職員表彰式
2006年01月04日(水) 仕事始め式・職員表彰式
2005年01月04日(火) 仕事始め式&新年賀詞交換会初体験
2004年01月04日(日) 構想に目途
2003年01月04日(土) 授業力アップ志水塾1日目