三楽の仕事日記
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2006年12月06日(水) 地域ふれあい学びフェス実行委員会で打ち上げ

 スクール55連載コラムに和田さんの原稿がアップされていた。「子どもの考えに感動できる教師に」。そろそろ僕も書かないとね。今週中に1本と自分で締め切り設定。

 養護部会のためパークアリーナへ。挨拶はわずか10秒ほど。昨日の学校保健研究会の挨拶で話しすぎたために今日は極短に。前田主事から「本当に短いですね」とお褒め(笑)の一言。

 今日は来年1月開催の養護教諭研究協議会に提出する各自の研究レポートをグループで読みあい学ぶ会。僕も一通り目を通す。司会者から「では最後にご指導を」の一言。「厳しい会ですね」と前置きをして、思いついたことを3点。心を育てるレポートに関連して、今、若手と取り組んでいる3年日記のこと。学校で始めた議員による「いいとこ見つけ」のこと。研究の視点から、研究仮説の設定に留意してほしいと助言。仮説について言えば、わざわざ検証しなくてもいいような仮説では研究する意味はない。だから十分に的を絞ること。研究は必ずしもハッピーエンドで終わる必要はない。こういうことをやってみたが、効果はさほどなかったということも研究。全国で年間どれほど研究紀要が作られているのだろうか。そのほとんどが「成果があった」という結論ではないだろうか。それなら教育はもっと良くなっているはず。

 夕刻から、今年度の「地域ふれあい学びフェスティバル実行委員会」の最終回。PTA渉外部さんがお寿司やお菓子を用意していただいてのワンコインパーティー。子どもはもちろん、区長さんをはじめ地域の方、おやじの会さん、ジュニア奉仕団世話人さん、PTAさん、学校も参加してのフェスティバル大成功お祝い会。

 「ねえ、来年もバスケット大会はやれそうかな?」
 「たくさん来てくれたから、大丈夫」
 「ソフトボールは?」
 「大人の人とやるのがおもしろかったから、来年も!」
 「卒業してもこの実行委員会に参加しないかい?」
 「えっ、いいの?参加するよ」
 「30年後、森澤さんのような実行委員長になってくれる人は?」
 「私、なってもいいよ。」「私も」
 「先生もここに来る?」
 「30年後は80歳だよ」
 「じゃあ、この辺にいないかもね」
 「えっ、この世?」
 「この辺だって」

などと楽しく子どもたちと話す。こんなに元気なのは、自分たちでフェスティバルを作ったという満足感があるからじゃないだろうか。

 梶田区長からは「餅つきにはもっともっと子どもを参加させたい」という一言があって、最後は「来年もやろみやあ」と言う力強い継続宣言!愛林会さんからも「来年やるならこうしたい」という話があったり。だれからもが主体的になって参加していただいたことがよく分かるうれしい言葉が続いた。実行委員長の森澤さんの涙に、5年前に前田さんと森澤さんで立ち上げられた苦労から、いろいろな経緯を経て、理想とするフェスティバルに近づいている満足感を感じさせてもらった。

 場所を変えて、有志で二次会。楽しい話、未来の話、厳しい話、出会いの話など、いっぱい、いっぱい話を聞かせてもらって、ワインもいっぱい飲んで、許容量を超える(笑)。僕はなんて素晴らしい皆さんに助けてもらっているのか、なんてアクティブで献身的なみなさんと大きなことができているのか、本当に幸せ校長だ。喜びを体全体で感じて帰宅。それからは久しぶりに記憶なし。


2005年12月06日(火) 久しぶりに大笑い!
2004年12月06日(月) 「数学教育の挑戦」にはまる
2003年12月06日(土) CEC学校企画情報交流会