三楽の仕事日記
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2006年04月27日(木) 授業で子どもに触れる喜び

 エディコムマネジャー「日誌」に道徳資料というコーナーを新設した。これは朝・帰りの短学活で担任が話すネタの宝庫を作りたいという思いからだ。道徳担当の長岡さんに依頼した。「頭がさがる・頭をさげる」というとても良いネタをさっそく提供していただいた。グループウエアは単に業務の効率化を図るだけのものじゃない。お互いに使いたい情報提供の場でもある。

 今日も教室回り、いくつかの授業観察。朝の会では教室の席に座らせてもらってその学級の空気を味わった。数学の授業では、ある子どもにつっこみを入れてみた。「あのね、なぜ教科書のここは自然数と書いてあって、ここは整数と書いてあるの」と。つかさず「負の数まで考えられるかどうかじゃないですか」と返ってきた。「すごい!」と思わず声も出た。社会の授業でも物知りな子どもがいて、発言を聞いていて「すごいね!」と声をかけた。別の社会の授業。世の中の動きに興味をもってほしいという願いで、授業の始めに最近のニュースを子どもが発表。それを聞いて教室に置いてあるコンピュータを使って、そのニュースをネット検索。該当記事を抜き出し読み。それが発生した場所を地図帳で確認して、プリントに自分の考えを書くという作業。「なるほど」という実践。校長室でいろいろ事務仕事をしているより、やはり教室で子どもたちと触れ、大好きな授業を見るのは、やっぱりいいものだ。どのように制度変更されても、結局は教室でどんな授業がされているか、これに尽きる。これは教育長の言葉だ。

 原さんから届いたe-黒板使用レポートに自分の担当分を書き加えて送信。5月12日は松下教育研究財団からの助成金贈呈式。場所は東京。その時に行われる校種別ディスカッション資料を書き上げて送信。

 ある小学校PTAから講演&口演の依頼。どこでどう僕のことを知られたのかと思いつつ、お声かけに感謝。敬老の日の出前落語依頼もあり。
 
 2月の品川フォーラムで、本校のHPシステムを知り導入された学校担当者からメールが届く。我が校の実践が一つでも広がることは本当にうれしい。学校への信頼は徐々に増し、ある時、加速度的になりますよ、と返信。

 金沢大の中川先生からメール。一部書かせていただいた書籍「すぐできる教育ブログ活用入門〜おもしろかんたん学校からの情報発信〜」
(明治図書)がいよいよ来月発売とのこと。ネットで予約もできる。ぜひ多くの方に読んでいただきたい1冊。以下に中川先生のコメントを掲載。
 
 教育において、ブログの活用例の報告が聞かれるようになってきた。
 学校の情報公開・説明責任が叫ばれている中、HPよりも手軽に開設でき、更新も簡単であるブログの活用で、教師の情報発信能力を高めることができ、同時に、保護者や地域などの第三者との交流も図れるという利点を含むのがブログ。今後も活用する、また活用してみたいという教師が増えるであろう。
 そこで、パソコンに苦手意識をもつ教員にも分かりやすくブログを解説し、教育現場でどのような活用ができ、どのような成果が得られるのか事例を多く提示し、教育ブログ活用意欲を高めるために本書を世に出した。参考になる事例満載でこれからはじめようとしている人、はじめたけど先進的にやっている人の事例を参考にしたい人は必見だ。


2005年04月27日(水) 講談師と打ち合わせ
2004年04月27日(火) 人間ドック2日目
2003年04月27日(日) ようやく晴れだあ