三楽の仕事日記
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9:00運営委員会。来年度の新体制を固める会議その1。運営委員のメンバーの入れ替えもあって、これまでにない視点からの意見あり。職員室の配置についてもいくつかの意見が出る。一つには、これまでの概念にとらわれず、実を取る提案を和田さんがしてくれたおかげ。当たり前のように考えてきたことが実は当たり前ではないことに気づく。まだ確定できない点がいくつかあったけど、一山越えたという気分。
新学期を迎えるための長江さんや和田さんの仕事ぶりは特筆もの。何事もテキパキと進めてくれる彼らでも、やはりかなりの時間がかかっている。感謝。また、いろいろな意見が出ても、それをまず受け止め検討する姿勢も立派。自分自身を振り返ってみると、その立場であったときに、そこまでの度量があったかどうか?もちろん、建設的な意見が出されていることも確かで、何度か「なるほどね」といった気持ちになった。平成18年度も楽しみだぞ!という新運営委員会だった。校長三年目。「こんな点に悩んでいるのです」と皆さんに打ち明けられる気楽さも、三年目だからこそかな?
校長会会計〆のため銀行へ。窓口で「しばらくおみえになりませんでしたね」と一言あり。たった一言だけど、やはりお客としてはとてもうれしい一言。全体にサービスが向上してきたなあと感じていたけど、こうしたちょっとした一言が、待っているお客さんを穏やかな表情にさせているかもしれない。
14:00新年度から新しく本校に勤めていただく皆さんが来校。この光ヶ丘中学校の特長、僕なりの学校経営の思いを10分間ほど話す。続いて教頭さん、教務さん、校務さんからも一言ずつ。4役のチームワークのよさを感じてもらえただろうか。教頭さんの「ちょっと変わった校長先生ですけど、とても勉強になりますよ」という一言はとてもうれしい一言。玉置校長と一緒に働き、勉強になったと言われるのは本望。そのためには自分が一番勉強しなければ!僕は最初の10分間ほどでお役ご免。あとは教頭さんらにお任せして、いつものように追いつめられている(笑)仕事に精を出す。
いくつか明るさが見えた仕事あり。いつのまにか職員室には僕と事務の岡部さんだけ。この時期の事務さんの仕事量も膨大。岡部さんはどんなに忙しくても、それを表情に出さないし、僕と違って、机の上も整然としている。僕も含めて「整理術」を学ばなければいけない職員は多数あり!おそらく不思議に思われるのは、この時期にこんなに遅くまでいる校長だろうね。新年度に向けて、いろいろと考えているとついつい・・・。スタートのエンジンをかけるのは校長の役目だと思うと、やはり、今は自分が頑張る時!
ふと、桂枝雀の落語論を思い出す。落語の初めは必死になって、力を込めて、笑いのエンジンをかけて、かけて、かけまくる。お客さんが笑い始めたら、力を抜けばいい。そこで力を入れてはダメ。自分の力で車輪が回り出したのだから、時々、ふっと手を添えて回すだけでいい!これって、学校経営に当てはまるような感じ。新年度スタートは、新しい学校組織が回り始めるように校長が必死に動いて回す。そして回転を始めたら、あとは見ていて、時々、手を添える。そう考えれば、やはり、今は自分が頑張る時だ!
帰宅。お尻に火がついてきた原稿がいくつか。考えているだけで時間が経って進まず。
2005年03月27日(日) 米朝一門には何か・・・ 2004年03月27日(土) オフ日にはならず 2003年03月27日(木) う〜ん、この忙しさはなんだ!
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