三楽の仕事日記
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2005年05月25日(水) |
考古学を落語で学ぶ授業&セミナー |
いよいよ「落語にふれ日本の古代を学ぶ授業」&「考古学を落語で学ぶセミナー」当日。
昇降口清掃。朝、道具を武道場へ搬入。申請しておいた「自然・人・未来学校づくり」に選ばれたという報告を受ける。朗報!これで無事「桃花台百話第2集」ができる。数十万円の委託金は、なんと言ってもありがたい。
1時間ほどかけて高座づくり。九雀師匠や服部さんがおみえになる前に、できるだけ事務処理を終えようと思っても、心落ち着かず。ちょっとした文書とメール処理。あっという間に11時。師匠来校。
師匠の高座チェックも終了。市文化振興課の小野さんも到着。今回は市の配慮で出土品をさわることができるサービス付き。本番を待つのみ。 13:35「落語にふれ日本の古代を学ぶ授業」開始。1年生を対象。服部さんが軽快にスライドで縄文時代の特徴を説明。縄文人が歯を削ったり耳輪をしていたことなどの説明などには、格別、子どもたちの反応よし。社会科教員とやりとりがあるともっと良かった。続いて、落語「縄文さん」。初落語という子どもがほとんどという中、はたして反応はどうかと心配したが、全くの杞憂。ツボで笑うし、ちゃんと筋を楽しんでいる。落語の前に聴いた縄文時代の解説と落語をオーバーラップさせながら、納得の落語鑑賞といった感じも。大きな一石(一席)を投じたと言ってもいい。
師匠の楽屋は校長室。校長室のソファでネタ繰りをされる師匠。応接机にはちょっとした落語家セット。その横で僕は事務仕事。自分にとってはたまらないほど快適な校長室。早めの夕食をとってもらい、午後7時からの口演に備えてもらう。
19:00「考古学を落語で学ぶセミナー」開演。なんと134名のお客さま。師匠がポツリと言われた「人が集う学校はいいですね」という一言。一番うれしい一言。10分間も挨拶をさせてもらって、夜の部は落語「縄文さん」から。やはり子どもと大人が受ける箇所には大きな違い。これがおもしろい。興味深く落語鑑賞。続いて、服部さんと九雀師匠の掛け合いを入れた「縄文解説」。服部さんの一段と磨きがかかった解説。師匠のつっこみに笑い。会場が一体となって学んでいる。そしてもう一席は「お公家女房」。もちろん大受け。大満足の会が終了。
21:30から打ち上げ。見晴台考古資料館の皆さんもご参加。興味深い話が続いて、いつの間にか23時。師匠をホテルにお送りして散会。とってもいい1日が終わった。社会科教員をはじめとした職員の献身的な動きに感謝して横になる。
2004年05月25日(火) 書画カメラ使用3時間 2003年05月25日(日) 心地よい風が吹く日曜日
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