三楽の仕事日記
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2004年08月21日(土) 融合フォーラムで発表

早朝、味岡駅で32歳の教え子と会う。なんと17年ぶり。ホテルに勤めながら、ものまねタレントもしているとのこと。メジャーになったら「先生の影響です!」ときっぱり言うとのこと。ガンバレ。でも僕には「ものまね芸」はないんだけど・・・。

6:41味岡発で名古屋駅へ。7:47のぞみで東京。9:56はやてで盛岡へ。明日のカシオプロジェクトの宿題を車内で仕上げる。よく読んでみると資料持参とのこと。見落としていた!ショック!そして、もう一つ、融合フォーラム開催場所のメモ忘れ判明。これじゃあ盛岡駅から動けない(汗)。駅でネットにつないで場所確認。タクシーで会場入り。

フォーラム開始。最初はまちづくりコーディネーター清水義明さんの基調講演。「まちづくりと学社融合−生涯学習社会の創造と学校・市民との協働」。清水さんがこれまでかかわったまちづくりプロジェクトの話を聞く。いずれのプロジェクトもまずメンバーのコミュニケーションを増すためのワークショップから始めるという。「互いに相手から聞き出す、引き出す関係ができてくることがプロジェクト成功の鍵」「犯人探しより関係づくりが大切」などの言葉が印象に残った。また、聖籠中学校の学校づくりにかかわった話も興味深かった。「みらいのたね=学校応援団」という組織を作って「町立」ではなく「町民立」の学校をめざしたプロジェクトは、確かに「おらが学校」という町民の意識を高めたのだと思った。清水さんの話を聞きながら、改革推進を支えるのは、やはり志の強さなのだとも思った。

そして、「情報は学社融合の潤滑油ー子どもと親と学校を地域が紡ぐネットの輪」と題した分科会で発表。「地域から信頼を生む学校ホームページの秘訣」と題して、光ヶ丘中や小牧中で自分が情報発信についてどのように考え、取り組み、その結果、どのようなことが分かったかを発表。また、簡易ホームページ作成システムも紹介。フロアからは「学校からの積極発信にともなって、地域からの声をどう集めていく考えなのか」という質問あり。また怪老として有名な庄子平弥さんからは、「学校現場を見ると、小牧中や光中のような学校ばかりではない。どの学校も情報発信が積極的にできるように、仙台シニアネットとして積極的に学校に関わっていきたい」という80歳の決意表明もあって、こちらの投げかけはまずまず成功と見た。

懇親会では宮崎稔さんや岸裕司さんをはじめ、多くの方から光ヶ丘中学校HPの内容について賞賛していただき、励ましをいただいた。短期間でここまでアクセス数を伸ばすことができたのも、職員、地域、保護者の皆さんのおかげ。感謝、感謝の夜となった。また、様々な立場の方々と情報交換ができ、刺激をいただいた夜となった。酒の勢いもあるが、興奮してなかなか眠られない夜ともなった。

ホテルに戻り、さっそく学校ホームページアップ作業。今日はフォーラム発表風景にした。


2003年08月21日(木) 出校日