三楽の仕事日記 DiaryINDEX|past|will
数学教材研究講座の資料集めのため、その昔、購入した数学関連の書籍を久々に眺めてみる。附属中勤務時代に本を買いあさっていたことを思い出す。ざっと300冊くらい。1つの5段スチール本棚は全部数学関連書。とにかく学ばなければ!教科理論を作らなければ!今の知識では無理だ!という焦りから、東京八重洲まで出かけて書籍を買い求めたこともあった。そのおかげで今では血となり肉となり・・・となっているわけでは当然ない。ただこんな本を買ったけ?これは読んだのかな?という思いばかり。専門書らしくほとんどはハードな表紙ばかり。箱に入っている本も何冊かある。「数学学習の基本概念 数学的シェーマの形成」に目を通す。「ああ、ここにこんないいことが書いてあるんだ!一度は読んでいるはずだけど、あのときの自分の力では到底分からなかったよなあ」とついつい昔を思い出すことばかり。今ではちょっぴり分かってきていることがうれしいけれどね。今度の講座でこういった書籍を紹介しても、ほとんど絶版だろうね、今時、こういった手の本は売れそうにもない。仕事をいただいたおかげで、連休の1日は、ある意味、自分の数学教育に関する歩みを振り返る1日となった。感謝。
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