全てフィクションです 【父との秘密】父としている事は悪い事かもしれない - 2002年06月07日(金)父があたしにしている事がいい事なのか悪い事なのか なんとなく人に言ってはいけないような気はしていた。 悪い事だと分からなくても なんとなく秘密にしないといけない気がしていた。 それに、自分のアソコを見られたりいじられたりする事は 恥ずかしい事だというくらいは知っていた。 だから、ずっと母にも言わなかった。 ある日あたしはリビングでうつ伏せになったまま寝てしまった。 その間に母は仕事に行ってしまったようだ。 父はまた、あたしの体に悪戯しようとかぶさってきた。 あたしはそのまま、寝たふりをした。 いつもの様に父のおぞましい行為は続く。 その時、弟がトイレに起きてきた。 あたしはとっさに、ヤバイと思ったのを覚えている。 見られてしまった。困る。あたしはそう思った。 だけど父は、その行為をやめる気配もなく。 ただ動きを止めてあたしの背中に張り付いていた。 次の日 その日は母の仕事が休みの日だったので 母と弟と父は隣の部屋で布団を敷き、談笑していた。 あたしはいつも4畳半の部屋で一人で寝ていたので そういう時の団らんには参加することは一度もなかった。 その時、弟の声が聞こえてきた。 「ママ、昨日パパがね、お姉ちゃんのお尻にチンチンくっつけてたの」 ハッとした瞬間、父の怒声が聞こえた。 そんなことするわけないだろう、とか お前はなんて事を言うんだ、とか そんな事だったと思う。 弟は父に殴られたらしく、大きな音がした後 ものすごい声で泣いていた。 母は 怒る事ないじゃない!あんたがいつもパンツでウロウロするから! だから子供がそう思うんでしょう! そう言いながら弟に、「そんな事あるわけないでしょ」となだめていた。 あたしは あたしはただ、この事を誰かに言ったら殴られるんだ。 きっと誰かに話しても信じてもらえないことなんだ。 さっきの弟と同じ目に遭うんだ。 この瞬間、あたしの中で父のあたしに対する行為は 「なんとなく人には言えないこと」から 「絶対に人に知られてはいけないこと」へ変わった。 -
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