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2003年09月02日(火) 前に進もうとしても足場が悪い。

22*19
こんばんは。かるくぬかるみに脚を取られたような状態になっております。

私の性格が、ここまで私を苦しめる。
"性"ってやつだと思います。
治ろうとしているのは確かだけど、治りたくないと何処かで思ってる。しかも確実に。

確かに、病気としては一歩治る方向へ動き出していると思う。
けれど、同時に私自身が何処かで治る自分を邪魔してる。
治りたくないと思っている。それが判る。判るのにどうにも出来ない。
はて、判るからどうにも出来ないのだろうか??

そんなことないよね…。
判ってなかったら、もっと始末に終えない…よね?
何か違ってるのかな…。

ODもリストカットも、今は止まってる。
ODはメリットが感じられないし、リストカットは半袖の季節には出来ないから…。

それなのに。
ODはもう絶対するまい、と思ったはずなのに。
薬の束を、ちょっとまずい意味で見つめる自分が居る。

病気のせいにしたくない。病気じゃない。
病気になりたい病なんだ。
悲劇のヒロインになりたいだけ。

でも判らないのは過食嘔吐が戻ってきた事。
何で今更??
痩せたいけど吐いて痩せたって…ってちゃんと思ってるのに。
気付いたらトイレ。

無意識のところで、きっと何かが動いたんだろうな。
それをきっかけに、全部の歯車が動いたんだと思う。
過食嘔吐も、ODへの執着も、リストカットに対する猛烈な執着も。

一生治れない?

違う。
治ろうと本気で思えば、きっといつだって逃れられる。
でも無限ループ。
治ろうと本気で思わなくちゃって、そこまではいつだって本気で思う。
その先!これからの課題はその先だ…。

本気で"治りたい"と思わなくちゃ、治れないんだよ。
本物の病気じゃなくて私の性格が病気の振りをしているから。



安宅 さゆみ   

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