翠の日記

2009年03月01日(日) 『ピータラビットとなかまたち・放蕩息子』

 『放蕩息子』
 勢い込んで家を出たものの、女に誑かされ、持ち金を巻き上げられて、野垂れ死に寸前で命からがら家に辿りつき…、そんな息子を父は許して迎え入れる、という話です。
 自信満々の息子とよれよれの息子を熊川君は演じきってました。

 …が、ごめんなさい!寝ました。ダメです。叙情的なバレエを鑑賞できるほど、精神が鍛えられておりません。
 たらりらりらーたりららーんという音楽が、頭の中に心地よく巡ってました。

 『ピーターラビットとなかまたち』
 とっても楽しかったです。
 気ぐるみがどんなバレエを踊ってくれるのか、興味深々だったのですが、予想以上の素晴らしさでした。
 気ぐるみなのに何であんなに動けるんでしょう!? 本当に不思議です。
 稽古の賜物なんでしょうけれど、勘(感?)も重要な要素ではないかしら?
 後日、気ぐるみの視界をFC会報で知ったときには、本当に驚きました。

 とはいうものの、ぶっちゃけ、ピーターラビットが一番地味でした; これ笑えますよね? カエルのフィッシャーどんの動きの面白さとか、たまごを巡ってのキツネとアヒルの攻防とか(アヒルのオシリの動きがあまりにもキュートです!)、傍若無人なネズミのカップルとか…本当にあきませんでした。
 再演したら、是非他の人にもお薦めしたいです。小さい子にも勧めたいけれど、面白すぎて騒がないか不安…それくらい面白いバレエでした。


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