| 2008年06月07日(土) |
『第17捕虜収容所』 |
男の人ばっかりの舞台でした。 三宅くんは終始かっこよくて、小林くんはお坊ちゃまっぷりが滲みでてました。 2時間半1本勝負だったので、緊張感が続いて良かったです。間に休憩が入るとちょっと中だるみしますもんね。(でも、この長さが限界です;)
話は「脱走計画がバレて仲間が死んだことから、スパイがいる!という話になり、それが誰かを探るミステリー」とチラシに書いてありましたが、そんな犯人探しの話ではありませんでした。(いや、探すけど、それメインじゃないよね?) てっきりアリバイとか言動のおかしさとかで探りあてていくものと思っていたのですが、収容所での日常生活(、…とその崩壊まで?)の話でした。
一番割に合わなかったのは、シュルツだと思います。前線より安全な場所に配属されて、気楽に、でもしっかり仕事に励んでいたのに。 好きなシーンは スパイを見つけたのに、それを伝えられないもどかしさに苦悩するところとか。 「ミッキーマウスの彼女の名前は?」で答えに詰まるスパイに、「彼女を知らないのか」と全員が呆れるところとか。 (でも、アメリカに住んでたシュルツは知ってたと思う…;) リーダーの最後の決断とか。 (ここで客席から笑いが起こったのは、本当に理解不能です。何度も見てる人が前回と違う点に気づいて笑ったとか?)
それにしても、赤十字の視察官が、登場シーンで見事にずっこけたのが、妙に印象に残ってます。視察官の頼りなさを、初っ端からわからせてくれましたからね。アレが毎回だったらすごい。たまたまだったら、良い回に当たって得しました。
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