推理小説のアンソロジーのタイトルは、どれも読書心を誘われるものばかりですが、これはかなり上位です(笑)
透明な貴婦人の謎
色を使う場合、白でも黒でも青でもアンテナには引っかかりますが、透明が私にとっては最強です(笑) あとは赤なら紅、青なら蒼を見ることが多いですよね。 そして、貴婦人! その辺にはいない人です。そういえば、私の知ってる「貴」のつく名前の人はみんな美しくて、一見近づきがたい雰囲気を持ってます。名前負けしてないところが素晴らしい。
というわけで、ざっと感想です。
『透明な貴婦人の謎』 「黒の貴婦人」(大学生4人組が探偵)が一番好きです。特別な事件が起こったわけではないのですが、「彼が弱みを見せる場所に、自分がいないことが我慢ならない」っていうセリフの背景がとっても知りたい。ぜひ他の作品も読まなければ! 「透明人間」(小学生が探偵)も面白くて、シリーズになっているらしいので、それも読んでみたい。(いつになることやら;)不登校の正当化加減が面白いです。
『名探偵で行こう』 各作家のおかかえ探偵が活躍するアンソロジー。かなり厚くて、作家ごとの文体が違うので、ちょっと読むのに時間がかかりました。 中で一番驚いたのが腹話術の人形が探偵役を務めるもの。これを、シリアスな小説でやっちゃうところがすごい; しかも、腹話術師の彼女が彼と人形の間で揺れているような雰囲気で、さらにびっくり; たしかに、口下手な彼より、人形くんの方が、よっぽど彼女と仲が良さそうでした; 本は同じ人間なわけですし、彼女もそれをわかっているんですけどね(笑)これも一種の三角関係なのかしら??
『The MANZAI 3』 あさのあつこ著 今までの中で一番、色々おとなしかったです。お祭りのステージに向けての練習(段階に入るまで)で、1冊が終わってしまいました。その分日常を丁寧に書いてあったような気がします。
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