翠の日記

2005年10月16日(日) 読書の続きと学生時代の思い出

『触身仏』北森鴻/著
 三國の助手の座を脅かす人物の出現とか、狐目の教務担当の意外な過去とか、那智をめぐる大学関係者のやりとりが面白かったです。
 ラストの「御蔭講」が一番面白かったかな。三國が必死に悩んでいるところに、読んでるこっちが助言したくなります。みんなが知ってるはずの話が、学者として難しく考えていると思いつかないものなのかなぁって。
 前作よりも大学関係の話が多くて、自分の学生時代を思い出したりしました。
 那智先生の授業は受けてみたいのですが、試験は……微妙なところです。はっきりしてるのは、間違っても卒業がこれにかかってしまうような単位の取り方だけはしません(笑)
 私が受けた中で印象に残っているのは、ノート、教科書、辞書持ち込み可で、漢文(B4用紙びっしり;)を「口語訳せよ」とか、同じく持ち込み可で近代詩4つ並べて「鑑賞せよ」とか。
 どちらも授業でやったから、真面目に出てれば書けるけど、とにかく量が多いから、書き終わらない; でも近代の先生は、追試だったのに結果はAをくれるという、素晴らしい先生でした。


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