夢をみる…が - 2002年12月09日(月) 夢に出てくるのはほとんどが女性。 小学校や中学校の同級生とか、知らない人とか。なんでだろう? 高校以降の知り合いは出てこないあたりが、なにか理由めいたものを考えさせる。 教室。窓側の端から2番目の列の一番後ろの席。隣は小・中学校で同級生だった女の子。 強い日差しが僕の全身に当たって暑かった。 学級委員会のようだ。生徒がひとり黒板の前に立っている。 好きな科目は何ですかと訊かれたので『理科』と答えた。クラスのみんながざわめく。 そしたら中学校の先生になりなさいと先生に言われる。僕にはそんなつもりはない。 僕が渋っていたら、文系教科もやっているからいけないんだと誰かに言われた。僕だけがその場になじんでいない、疎外感のようなものを感じた。 場面は変わっても、やっぱりひとりだった。短い角材を二束両手にもって、学ランの僕はひとり、住宅地の端にあるような細くて誰もいない道を歩いていく。 夢の最後の方でも、やっぱり僕という存在はそれぞれの集団からは外れていた。姿も性格もまったく違うもうひとりの『僕』が現れて、互いに相手の存在を消そうと決着のつかないとっくみあいを続けているところで、目が覚めた。 現実の状態、疎外感は感じていないが、究極のところをあえて突き詰めて言うならば、僕は孤独だ。誰にも頼られず、自分を後押しする力も働いていない。僕だけにとどまらず、高みに行こうとする底辺の人間を後押しする力なんて、現在働くことはないのかも知れない。夢が今の心境を表しているかと言えばそうではないが、それは僕以外の人間に対しての部分。やはり究極のところを考えれば、日常ではあまりに小さすぎて端に追いやられている微細な感覚を、この夢は表している。僕が自分自身を変えていくため、自分自身を見つめるということをするためには、この情報は大事なことだ。些細なことも見逃すことを許さず、『これでいいや』なんていう気持ちを片っ端から排除していくためには、『こう感じている瞬間が確実に存在している』という情報が、必ず必要になる。 ...
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