CYMA’S MURMUR

2005年12月29日(木)   さびしい


やっぱり私ってば、さびしい人だ。

さびしい。さびしい。さびしい。

何をどうしたいってんでもないけど。




今の暮らしは、とても落ち着いている。

人によっては、私を恵まれていると見るだろう。

それほど忙しくない仕事。

ひとりで暮らすには十分な給与。

満足している住居で居心地のいい暮らし。

このまま完結させても何の問題もない。

この居心地の良さを私は捨てられない。

でも、だけど。




疲れたので昨夜は23時にベッドに入った。

でも1時間以上寝付けなかったので、本を読んだ。

それ以外にすることが何一つなかったから。

やった方がいいこととか、
いずれやらなくてはならないことはあっても、
その時やりたいこととかやるべきことは何もなかった。

私には何もなかった。

何一つなかった。

朝4時前までかけて「ナラタージュ」を読み終わった。

3時頃、上の階の住人が帰宅したらしく、足音が聞こえた。

見知らぬ人が幸せであるであろうことを勝手に想像して、
妬ましさに似た気持ちが湧き上がった。




今年の休みは短い。

なんて言いながらも私はその短い時間を持て余してる。

悲しいことに、無駄に惰眠をむさぼるには歳をとりすぎてしまった。

やっぱりさびしい。





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