2005年06月28日(火) |
英会話体験レッスン2 |
今日もまた、別のスクールの体験レッスンに行ってきた。 少々落ち込み気味・・・
体験レッスンっていうより、ただのレベルチェックだったのだ。 で、「間違ってるかも」と思いながら、 同じことを考えられる複数通りの言い方で口にしても、 レベルチェックなので直してもらえないしアドバイスももらえず、 それがかなりストレスになった模様。 それに加えて、やっぱり自分の実力のなさに衝撃を受けたというか・・・
こういう英語で何かする機会に思い出すのは、 鴻上尚史の「ドン・キホーテのロンドン」だ。 この本は私のお気に入りの1つで、今日もざっと読み返してみた。 やっぱり面白い。
で、英語を学ぶ身に特に印象的なのは、
英語がたどたどしいと、それだけで、 こいつの中身もたどたどしいと思われる
という部分だ。 そして、この鴻上尚史の発言に対し、帰国子女の女性がこう言う。
だって、鴻上さんが、日本で、イラン人に会うとするでしょう。 その人がたどたどしい日本語で、 『私はイランで、現代演劇をやっていたりするのすけ』って たどたどしく言っても、相手を尊重しますか? 同じ土俵の人間だと思いますか? イギリス人は日本人を差別してますよ。 私はこっちに10年近くいますからよく分かります。 でも、日本だって同じでしょう。
その通りなんだよね。
私の英語は間違いなく『するのすけ』レベルだ。 大学卒業後約10年、全く使っていないのだから仕方ないとも思うけど。
なんとなく相手の言ってることがわかって、 旅行である程度のことを自力で処理できて、 英語のドキュメントやマニュアルも一応読むことができて、 それでいいやというのが、私の英語力。
言いたいことを何とか相手にわからせることはできる。 I can make myself understood in English. つー奴ですね。でもそれだけ。 それはきっと『するのすけ』レベル。
相手が私か日本に興味があれば、話を聞いてくれるだろう。 ホテルとか観光地とか私を客として扱う立場ならば、 やはり話を聞いてくれるだろう。 でも必要以上に突っ込んだことや、面倒な話になれば、 ため息をつかれ、肩をすくめられ、首を振られて終わる。 それは、私がたどたどしい英語しか話せず、また聞くこともできないから。
あらためて、自分の実力を把握してショックを受けてるんだな。
レッスンでどんなことをやりたいか聞かれたので、 「文法や読解は独学でできるから、とにかくSpeakingがしたい。 特に、正確な英語を話せるようになりたいので、 ちょっとした間違いでも、都度訂正してもらいたい」 と答えた。
で、ここでまた、問題なんだよね。
「Speakingと言っても、色々な方法がある。どうする?」
って言われてもなぁ。
今回行ったところは、マンツーマンなのにめっちゃ安い良心的な所。 今日の講師は、イギリス人男性だった。ちょっとshyな感じ。
この金額なら、通えないことはない。 というより、通いたい、かな。
でも、じゃあマンツーマンのフリータイム40分を、 どう使うのが有効なのか私にはよくわからない。
とりあえず、私が口にする全ての文章・単語について、 発音でも文法でもおかしなところがあれば即座に訂正してもらいたい。 でも、何について話そう?
毎回好きなトピックについてディスカッションしてもいいし、 ただのフリー・カンバセーションでもいいし、 文法書を使ってそこにある表現を用いたロールプレイでもいい。
なんて言われても。
今後、どこで英会話をならうにしろ、 何が効果的かを押さえてないとどうしようもないよな。 ということで、有料お試しレッスンを2回受けることにした。 1回2500円と、これまたリーズナブル。 その2回で、マンツーマン・レッスンの方向性を掴もう。 そして、来月以降、どうするか考えよう。 私の気分としては、すぐに通うことはない。 自分で出来る限りの準備をしてから、通うことになるんじゃないかな。
落ち込んでばかりもいられないので、 帰りに書店に寄って、何冊か英語関係の本を買ってきた。
英語力なんて一朝一夕に身につくわけがないんだから。 長期的に頑張ってみようと思う。
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