世の中はバレンタイン・デーですね。
朝の通勤列車内で、 「妙に紙袋持った女の子が多いな〜。 そうか、3連休で旅行に行ったお土産なのかな」 なんて考えてた私は馬鹿です。
私には、全く縁のないイベントだけれども、 海外から有名メーカーがここぞとばかりに日本上陸するのは嬉しいところ。 スイスのお気に入りメーカーがやってくるのを待っているのだ。 張り切って、都内の有名百貨店やファッションビルの バレンタイン情報をくまなく調べたけれど、惨敗。 やっぱりスイスまで買いに行かなきゃ食べられないのか・・・
会社ではイベント好きの新人ちゃんが大人しいのが気がかり。 絶対、バレンタインに張り切るタイプだと思っていたのに、 私に何の声もかからないというのは、単独決行のつもりなのかな?
それはそれで、全然構わないのだけれど、 チョコを配るときは、「誰から誰へ」というのを明確にしてあげてください。 世の中の若い女の子達へ、おばさんからのお願いです。
昔むかし、職場の女性3人から、職場の男性にチョコをあげたことがある。 女性3人の内訳は、 私(新人)、先輩Eさん(3年目)、先輩Hさん(30代半ば既婚)。 チョコをあげることを主張したのは、イベント好きのEさん。 もちろん買出係は、新人の私。 チョコを配ったのは、私とEさん。 Hさんは、出資はしたけど、配るのにはノータッチ。
で、ホワイトデー。 大半の男性は、私とEさんにだけ、お返しをくれた。 Hさんに、とても申し訳ない気分になってしまった私。 もらったお返しがお菓子のような分けられるものならいいけれど、 ハンカチなんかだと分けようもないし・・・
というわけで教訓。 チョコを渡すときには、「誰から誰へ」を明確にしましょう。 うちの父なんて、毎年のようにシャチハタ印が押された付箋付きの チョコを持って帰ってきてた。 あれはいかにも「社内義理チョコ」という感じがしてよかったなあ。 何より、誰からかがわかりやすくて◎。
ちなみに、私のチョコ配りは、2年目も続いたものの、 3年目に先輩Eさんが異動になったと同時に、なくなった。 Hさんと私の間で 「しぃまちゃん、今年チョコどうする?」 「もうやめましょうよ。なくていいですよね?」 「そうだよね」 という会話でおしまいとなったのだった。 それにしても、チョコ60個買出しに行くのは大変だったよ、全く。
それとは逆に、 新人の子が若手2〜3人でチョコを用意して男性陣に配り、 それには全く関わっていなかった私にまで ホワイトデーにお返しがあったこともあったなぁ。 これはこれで、私はとても困ってしまうわけで。
こんなこと当日に書いても役に立たないけれど、 みなさま色々お気をつけください。 ちょっとしたことから、人間関係がこじれることはあると思います。
*** 追記 ***
我らが新人ちゃんは、やっぱりチョコを配りましたよ。 やっぱりな〜。絶対やると思ってたよ。
一番最初にチョコを受け取った男の子が、 パーティション越しに、 「しぃまさん、これって・・・」と声をかけてきた。 私にもお礼を言うべきかどうか迷ったのでしょう。
「私は関係ないよーん」と答えたら、 「あっ、そう・・・」と肩すかしをくらった模様。 ま、彼も誰からもらったかをはっきりさせておかないと、 1ヵ月後困るもんね。
そのやりとりを聞いていた私の隣席の女の子が、 「どうしたんですか?」って聞いてきた。 ってことは、彼女も今回のチョコ配りには加わってないってことね。
新人ちゃんは、結局単独決行でチョコを配ったみたい。 私にも私の隣席の女の子にも、わけ隔てなくチョコをくれました。
この1粒もらったために、 私はお返しをしなくてはならないのでしょうか?
1箱じゃないよ。1粒だよ。大きいけどさ・・・
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