先日、ドラマ「センセイの鞄」を見た。
その前に、ドラマの宣伝をやっているのを見て、 久々に本を読み返そうかと考えていたのだが、 読み返すより前にドラマを見た。
ドラマは、とても、原作に忠実だった。 小泉今日子は、私のイメージとは違ったけど、 とても可愛い女性を演じてていいなと思った。
そして、昨日、ようやく本を探し出し読み返した。 (『センセイの鞄』 川上弘美 平凡社)
最初にこの本を読んだときは、 なんか嫌な気分になったのだった。
それは、年をとることへの恐怖、だったのかもしれない。
でも、今回読み返してみて、 そんな嫌な気分は全然感じなかった。
多分、私が年をとったということなのだろう。
手許にあるのは、初版第七刷で、2年半ほど前の日付。
本当にイロイロなことを考えた2年半だったから、 感じ方が変わっていても当然かもしれない。
エピソードの1つ1つが、胸に染みる。
私だったら、小島君と付き合っちゃうけどな(笑)。
そうなのかな?
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