CYMA’S MURMUR

2004年03月15日(月)   審判の日

最終審判の日を迎える。

こんなに気が重いことって、ちょっとない。

昨年は、みんなの気持ちがありがたくて、
心が熱くなった。

今年もみんなの発言を聞いていて、
厳しいけれど暖かく、やはりこれはいいイベントだなと思った。

でも自分がその場に立つとなると話は別だ。

責められれば、泣くかもしれない。

いや、そんなことはないかな。

自分の成果は誰よりも自分がよく知っている。
マイナスの成果も・・・

不合理な非難をするようなメンバはいない。
キツい言葉を投げつけられても、
多分それは私が既に認識していることだから、
そして既に終わってしまっていることだから、
だから私にはもう傷つく権利すらない。

話の接ぎ穂を未来に向けていく以外、
逃げ切る術はない。

いや、逃げ切れるわけはない。

私は誰よりもわかってる。
わかっていながら目をつぶってきたこと。

なぜこの日を迎える前に退職の見切りをつけなかったのだろう?

なぜ?

ここまで来てしまったら、
もうできることなどほとんどないに等しい。

プレゼンの資料をいくら作りこんでも、
言葉で覆い隠しても、
全てはもう崩壊してしまっているのだ。

だからただ、
浴びせられるだろう言葉を、
黙って受け取るしかないのだろう。

未来への抱負を心から語れればいいのに。
私にはなんの未来もない。

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追記

夜中にはなんだか得体の知れないパワーがある。

さっき書いた日記の内容とは裏腹に作りこまれていく資料。

3行書いては30分休憩するようなペースで、
多分完成は朝方になるだろう。

嘘をつくつもりはないけれど、
プレゼンにはストーリーというものが必要で、
ありあわせの材料を切り貼りしていくと、
自分の意図とは全く異なる物語が立ち上がる。

それを消し去る勇気は、今の私にはない。

嘘の中に真実をそっと織り交ぜて、
できれば誰の神経も逆撫でしないように、
最低限の基準を満たす、
そんな綱渡りな作業を行う。

日が昇るまで。

朝が来れば、全ては終わる。
そして明日の夜私が笑っていられるか、
落ち込んでボロボロになっているか、
それは誰にもわからないけど。

こうやって流されていくのはいかがなものか。






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