CYMA’S MURMUR

2004年02月02日(月)   雑記

若さに対する嫉妬

最近一番自分の年齢を実感するのは、
若さに対する嫉妬を感じたとき。

嫉妬

って一番醜い感情だとは思うけど、
いろいろなバリエーションの妬みが私の中に巣食っている。

何の留保もなく未来の可能性を手中にしていることに対する嫉妬。
そして、自分が無駄にしてきてしまった時間に対する後悔。

全然特別な感情なんかじゃない。あたりまえの感じ方。
なのかもしれないけど。

やっぱりちょっとだけ寂しい。





再び出張。

空港で手荷物検査に何かがひっかかり、
なんと4回もボストンバッグを機械に通す羽目に。
かばんからポーチを出すよう指示され、中までチェックされてかなり不愉快。
最初は爪きり(ヘンケルスの超薄型)が見つかって没収されるのかと思った。
ピルケースを開けろと言われた(中はマルチミネラルとマルチビタミン)。
結局はスタイリングフォームのスプレーボトルがひっかかっていたらしい。
これもイラク派兵の余波なのだろうか。

飛行機はすごく混んでたし(私はベストシート23Gだったけど)、
ホテルでは部屋の用意がまだできていなかったし、
おまけにホテル前でタクシーに乗ろうとしたら1台もいなかった。
ベルボーイも不在。どういうこっちゃ。

なんだか調子が悪い今週の滑り出し。





「今月のスケジュール組んで」と言われて、
ホイホイ作成してみたら・・・

私今月ちゃんと休めるんだろうか?
不安になるほどの作業があることが発覚。

本格的な撤退に向けてユーザ教育と運用引継ぎを始めるにあたって、
私も資料を作成してユーザにレクチャしなきゃいけないし、
それとは別に次の〆までに過去分の経費データをなんとかしなきゃいけない。
他にもいろいろ。
もう大忙し、なんだってば。





音もなく落ちてくる雪がやっぱり好き。

ちょっと迷ったものの、片道10分のコンビニまで、
傘も差さずに吹雪の中歩いた。

コートにも髪にも雪は降りかかり、
それでも澄んだ空気に気分がシャッキリしてくる。

なぜかこっちにくると、いくらが食べたくなる。
コンビニで「鮭いくら弁当」購入。

この島はどこか田舎の大らかさを感じさせる。
全国チェーンのコンビニの、東京でも売ってる同じお弁当でさえ、
おかずの盛りがダイナミック。

否応なく暮らしから引き剥がされ、
寒い土地で仕事するしかない状況に追い込まれる。

それを嘆いたり、反発したりする元気ももうないけど。

でもやっぱり雪は美しかった。






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