CYMA’S MURMUR

2004年01月31日(土)   8 Years After



◇8年ののち

金曜日、同期会(前の会社の)に行って来た。
同期31名中、集まったのは8名。
参加予定だったのに仕事で来られない人もちらほら。

今度の3月で、入社してから丸8年が経過したことになる。
学校の延長のようで楽しくて仕方なかった新人研修を思い出す。

8名中、
 <性別>男性2名、女性6名
 <会社>在職3名、転職3名、今回退社1名
 <結婚>既婚者4名(うち2名は子供あり)、独身者4名

みながそれぞれ、中堅所として頑張っている。
それぞれの場所で。

とても穏やかなときを過ごせた。
近況を語り、笑いあい、少しだけ愚痴もこぼす。
親密な時間。

うん。
みんなで集まれるのは2〜3年に一度かもしれないけど、
多分、10年ののちも私達はこうして会えるだろう。

それはきっとすごく幸せなこと。



◇リハビリ

今日は、会社のイベントで1日つぶれた。

某デートスポットの近くにあるカンファレンスルームで、
各プロジェクトの発表を聞かされた。

本当に行きたくなかった。
よほど仮病で休もうかと思った。
実際去年は仮病を使ったのだった。

でも、今年は観念して出席した。

行きたくなかった理由の一つは、その場所にある。
「奴」に「付き合おう」と言われた場所なのだ。
デートスポット近くで仕事をするのはとても疲れること。

今日の会場のカンファレンスルームについてもそのとき話題にした。
学会で使用したときの話を面白く語っていたっけ。

今となってはあまり思い出したくない出来事。
でも同じ場所に立つと、やっぱり心に少し波が立つ。
想像していたより、波は小さかったけれども。

リハビリ。

何も思わなくなるその日まで。

こればかりはどうしようもない。
時間に解決をゆだねよう。



◇イベント

ところで、会社のイベント。

行きたくなかった理由のもう一つは、
丸一日を誰と過ごせばいいかわからなかったから。
もちろん純粋に面倒だから休みたいというのもあったけど。

遠足とかでも、自由行動で誰と一緒にいればいいかわからなくなる。
私はそんな子供だった。

今思うと、周囲から嫌われていたり疎まれていたわけではないけど、
私自身がみんなと距離を取ろうとしていたのだ。

会社だってそう。
基本的に会社の人と親しくなる必要はないと考えている。
だから、こういうときに、誰と過ごせばいいかわからない。
もちろん、一人でいたって全然問題ないんだけど、
集団の中で一人というのは寂しいだろうと思う。

孤独に耐えられなかったら途中で帰ってこよう・・・
そう決めて出席した。

結果的には入り口でばったり会った同僚とずっと一緒に行動した。
周りを見ていると、みんなちょっとずつ
居心地の悪さを感じているようだった。

去年は欠席したので、私にとっては初めてのイベント。
真面目な会のはずなのに、
うるさい音楽、派手なライティング、おまけにスモーク。
ホント、ショウアップの好きな会社だ。

でも気付いて見れば、
「ウチの会社」という表現を使えるほど、私は会社に馴染んでいた。
転職直後は「今の会社」って言ってたよね。

会場を移しての立食パーティ。
思った以上に沢山の人と話して楽しく過ごせた。

社会人として最低限の社交性ラインはクリアできたかな。

パーティ終了後、同期と飲む予定だったけど、
みなあまりに疲れきっていたので次の機会にすることにした。
骨のズイまでクタクタになって帰宅。

結果的には出席してよかった、かな。



◇転職=天職へ

前の会社の同期は、転職先の外資系の会社も退社し結婚したばかり。
そして「コーチ」を目指して修行中だという。

今の会社の同僚は、来月退社して「マジシャン」を目指すという。

どちらの話を聞いたときも、
「すっごく似合う!天職だと思うよ!」
と思わず言ってしまったほど、
彼/彼女のキャラクターにマッチする次なる職業。

転職っていうのは、本来自分に合ってる好きな道を目指す、
前向きで明るくてHAPPYなものなんだよね。

そんな当たり前のことを思い出させてもらった感じ。

まだ、何かになれる可能性は残されている。

2人とも頑張ってね。
心から応援してます。

全然先が見えないけど、私も頑張るよ。





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