昨日は職場の新年会に参加した。 なかなかおいしい韓国料理を堪能。
昨年11月にプロジェクトを抜けた協力企業の方も、何名か来ていた。 その中に1人、私と割と仲がよかった人がいる。 お互いが、ほんの少しだけ好意を持ち合っていることに 気づいていてでも何もしないようなそんな関係。 それでも私の指に貼られた小さな絆創膏に目を留め、 「どうしたの?」と聞いてくれるようなそんな関係。
飲み会のあと、その人にビリヤードに誘われた。 行きたかったけど、もう1人行こうとしていた人が、 かなりやる気満々で勝負したがっていたので私は遠慮しておいた。
ついていけば、何か変わったかな、とも思う。 でもまあ、ほんの一瞬の判断で、私たちはすれ違ってそれでおしまい。
たった1通のメールや1本の電話で、 人生の流れのようなものが変わることは確かにあるけど、 それは偶然というよりは必然である気がするので、 縁があればまた会えるでしょう。
それにしても、ビリヤードやりたかったな。 ぜんぜん上手くない、どころか下手なんですが。 元彼も元々彼もビリヤードが好きで、 何度か連れてってもらったっけ。 誰か、教えてくれないかなー?
帰りはみなそれぞれの路線に散っていった。 私は同い年(だけど職級は私より大分上)のチームリーダーと 車内で少し話した。
話題は、来月から勤務地が変更になるので、 引っ越すかどうか、ということだったのだが・・・
奥さんは引っ越すことなんておっしゃってます?
ああ、もうウチ離婚するから。
えー。それって、今まで冗談だと思って聞いてたんですけど、 本当にマジなんですか?
あ。ホント。
なんで?
やっぱ仕事がね。女の子だとわかると思うけど、こんな旦那、嫌でしょ?
・・・嫌ですね。私だったら、 ウチの社員とは絶対結婚したくないですもんね。
だよねー。やっぱ無理なんだよなぁ・・・
2歳の可愛い息子さんがいて、 結婚式の写真と子供の写真をデスクに飾っているその人も、 それはそれで大変な暮らしをしているのだった。
実は私はその人が少々苦手で、 彼は彼で私のことが嫌い(なはず)。 でもまあお互い大人だし、そんなことはどうでもよくて。
「仕事を変えて、家族との時間を増やしてやり直そうとは 思わないんですか?」そう聞いてみればよかった。 なぜだか聞かなかった。聞けなかった。 家族を犠牲にしてまでやるべき仕事なんてあるはずないんだけど。
仕事の話もちょっとだけした。
この1年、それなりに我慢してやってきたんでしょ。 でももうすぐ終わるからさ。次はどうしたい?
そう聞かれた。
全然別の場所に行っちゃうのもいいなーと思うんですよね。
でも、ウチの会社で何かするとしたら、どこ行きたい?
自分が何したいのか、よくわからないんですよ、最近。
あ、それダメだね。ダメだよ。
ですよねー。○○○○のことも昔はもっと興味あったんだけど、 最近はなんだかそこまでの情熱がないんですよね。
あー、でもそっち方面むいてるかもしれないから、 ▲▲▲グループに入りたければ、異動させてあげられるよ。
やっぱりこの人は根っからのマネージャータイプなんだなあと思った。 私のことなんて、さっさと切り捨ててもよさそうなのに。 ありがたい話だとは思うけど、この先どうするかを考えないとなー。
そんなこんな(どんな?)で、 またちょっとだけ元気をもらったように感じた夜でした。
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