再び赴任の噂あり。寒い心にぴったりなのが山崎まさよしの「ピアノ」。通勤の間中、ずーっとリピートしてしまった。太郎の屋根に雪ふりつむの三好達治のようでもあり、汚れちまった悲しみにの中原中也(中学の頃好きだった)のようでもある。(かなり大げさ)去年体験してみて、本当に感心したのだけれど、雪は、全てを、ありとあらゆるものを覆い尽くす。時にはすごい勢いでふぶきながら、そしてある時には音もなくシンシンと。想いだって、浄化されないわけがない。