CYMA’S MURMUR

2003年06月21日(土)   キャバクラ考

最近周囲でキャバクラネタを拾った。

1つ目は前職での先輩の話。
キャバクラの女の子とディズニーシーに行ったというもので、
真面目な人ほどひっかかってしまうのかしら?と思ったのだが。


で、女の子とお話するだけでそんなに楽しいの?

という私の質問にクダンの婚約破棄男は


こうやってしぃまさんと話してる間もカウントされていくような
ものだからさー、別に俺は好きじゃないね。


なんぞとのたまう。
(まるで私と話すのが嫌と言っているようにも聞こえるぞ!)

相手はそれが仕事なんだから
私なんかより一万倍くらい親身で優しいんだろうし、
それはそれで価値があるのかなぁ?

2つ目のネタは、今一緒に仕事をしている後輩。
北海道の目玉歓楽街ス●キノの帝王と呼ばれている男の子。
仮にT(25歳)としよう。


私:そんなに何回も行ってるの?
T:いや、すっごい噂されてるみたいですけど、
  4回しか行ってないですよ。
  でも1回行くと、3〜4件、はしごしますけどね。
私:はしごって・・・どこ行っても同じじゃないの?
T:まあ同じなんですけどねー・・・・・・
  ぶっちゃけ言うと・・・
  どの店行っても結局何か決定的なことがあるわけじゃないんで、
  ムラムラした気持ちのまま次の店に行くって感じっすかね。
私:で、お話するのが楽しいんだ?
T:それもあるけど、それだけじゃないんですよ。
  一緒に行くメンバーが楽しくて、多分しぃまさんが聞いたら
  信じられないような人が行ってますよ。
  で、行く前に職業を決めるんですよ。医者とか体育教師とか・・・
  で、なりきってトークするんです。
  そういう所へ行くと、会社では聞けない本音も聞けて、
  それもいいんですよね。
私:いくらくらいするの?
T:大体1軒1時間1万円くらいかな?
私:1万円かあ・・・種類が色々あるんでしょ?
T:・・・女の人にこんな話していいのかな?
私:もうここまで聞いちゃったんだから、いいよ、はなして。
T:AからFまでランクがあるんですよ。Aは美人揃いでおしゃべりだけ、
  Bは美人度がちょっとさがって、CはキスまでOK、Dは下まで触りOKです。
私:・・・(さすがにこれ以上触れるのはやめようと思う)
T:そのあとも、まあ、色々あるんですけど・・・
  俺は一応Dまでは制覇しましたよ。
私:ふーん、でも相手は営業ってわかってるのに、それでも話すと楽しい?
T:そこが微妙なところで、「これは営業じゃなくて本気かな?」
  って勘違いさせる絶妙なラインを責めてくるわけですよ。


まあ需要があるからこそ成り立っている世界なわけで、
私がとやかく言うことではないけれど・・・
やっぱりお話するだけで楽しい、というのは何か違うのではないか?とも思う。

でも一番ひっかかったのは
そういう所へ行くと、会社では聞けない本音も聞けて
という部分だったりする。

私には絶対入り込めない世界で、
彼らは秘密を共有しあって本音を語り合っちゃってるのだ。
だからこそ緊急事態にこっそり融通をきかせたりするような
連帯感を育んでいっちゃうのだ。

ズルイ

性にまつわる産業を媒介として仲間意識を確立しちゃうなんて、
誰がなんと言ってもズルイ、と思うもんねー。





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