CYMA’S MURMUR

2003年06月07日(土)   偏食男にまつわる妄想

金曜日の夕方、出張先から家に戻る。
そろそろオフィスを出ようと言う頃、一足先に帰った上司から電話。
空港へ向かうJRの列車が、事故で止まってしまったという。

空港への終バスはもう出てしまったあと。選択肢は多くない。
とりあえず偏食男と相乗りしてタクシーで駅へ向かう。
駅についても「復旧の見込みはたっておりません」との放送。

腹を括ってタクシーで空港へ。
予期しないところで、偏食男との時間。

新たに判明したのは、同じ年だということ。
東京についてからの京急でもずっと一緒で、
想像以上に話がはずんだ。

彼には明らかな美点がある。

でも私には許せない属性も持ち合わせている。

そんな躊躇など凌駕するほど好きという気持ちが高まったとしても、
きっと最後はうまくいかないということを私は知っている。

ああいう部分がダメ、こういう部分が苦手・・・
ついついそう考えてしまう。


    そういう切り札は別れるときに使えばいいんだから。
    付き合う前に使ってどうする!


というのが、友人のお言葉。
元々彼と付き合ってもいいものかどうかグタグタ言ってる私に友人が言ったのだ。
もう5年くらい前かな。

勢いもいいけどね・・・
失敗したって別に構わないし。
けど、先が見えてることを推し進めたりはしないよね。大人はね。

ま、そもそも、偏食男には私を相手にする気はなさそうだから
(嫌われてはいないけれど、同僚以上の好意はない)
こんなこと考えるだけ無駄なんだけど。。。

妄想してしまうのは恋の第一歩だと思うんだけど。。。



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