2009年9月19日からのシルバーウィークを利用して、 ベトナムはホーチミンシティに行ってきた。
私はアジアに興味ゼロなので、特に何も期待せず特攻。 暑かったけど、我慢できないほどではなかった。
感じたのは豊かな国だなということ。 もちろん、GDPとかそういうレベルで見ると貧しいんだろうけど、 みんなエネルギーがあって前向きに人生を楽しんでいる感じがした。
物価が安いので、日本人や欧米人にはお得感が高いと思う。 街中で一番多かった観光客は日本人かもしれない。 まだ韓国人や中国人はやってきていない模様。 もちろん時間の問題だとは思うけど。
食事はおいしい。 何にでもパクチーがぶちこまれていることを除けばね。 特に揚げ春巻きが秀逸だったが、揚げ物続きで後半胃が疲れた。
日本語がダメでも英語が通じることが多いので問題なし。 ただし、ひとによっては日本語も英語もなまっていて 聞きとるのが非常に難しい。
店もホテルもどこもかしこも、店員さんのサービスは良い。
程よい旅行先だと思います。
メコンツアーの帰りのバスでスコールに遭遇。 車中から高見の見物ができてよかった。 雨の中でもバイクは止まらない。 みんな雨合羽で突き進む。 2人乗り用の雨合羽もあり面白い。
バイクの波はとにかく凄かった。 土曜日着だったので、最初はその凄さが理解できていなかったのだけれど、 月曜日の夜に恐ろしいバイクの波に遮られて道路を渡るのに閉口した。 道を歩く人なんていないのだ。
月光仮面のようなルックスの人も本当にたくさんいた。 メットをかぶって、マフラー巻いて、手には手袋、そして顔を覆うカラフルなマスク。
何年後かには地下鉄ができるそうで、 この景色もいつしか見ることができなくなるだろう。
どこのお店でもたいてい日本語が通じるのが いつものごとく私には居心地が悪い。
土足で金の力で何かを蹂躙している気がする。 こんな感想、現地の人は持ってほしくはないだろうけど。
英会話講師に聞いていた本売りは近寄ってすらこなかった。 1度だけそれらしき姿を見かけたけど素通りされた。 英語を解す人種には見えなかったということだろう。
アオザイはすごい。キレイ。みんな可愛い。スタイルいい。 あの脇腹の素肌が見えるのはいいね。 私が男ならノックアウトされそう。男性陣、目の保養にお勧めですよ。
私には値切るパワーがなかったのだけれど市場で友人がbargainにチャレンジ。 見事成功したのだけれど、あれは本当に疲れる作業だ。
水上人形劇も見た。 全く期待していなかったこともあり、想像以上に楽しめた。 良くできてるなぁ。 直前に行ったらチケットが売り切れてて焦った。 結局次の回のチケットを買うことに。 少し余裕を持って見に行った方がいいかもしれません。
エステにも行きました。 2時間のボディコースで40$、送迎&フルーツ&お茶付き。 まぁ値段相応というかなんというか。気持ちかったけどね。 もう少しお金を出してもいいから優雅な気分になりたかった。
食べたもの。
・生春巻き 皮が結構硬いのはなぜか。
・揚げ春巻き 文句なくおいしい。日本人の口に合う。
・ハスの実サラダ うーん、どうでしょう?パクチーのせい?
・チェー デザートです。想像以上においしかった。ベトナム風ぜんざい。
・ベトナムコーヒー 暑いのにホットを頼んで失敗したかと思ったけどこれがおいしかった。
・ヤシの実ジュース メコン川ツアーにて。おいしかった。 でも友人のはまずかった。種類とか熟れ具合とか色々な要素がありそう。
フォーはなんとなく気が乗らず食べなかった。
買ったもの。
・スカートとブラウス 麻の生地を選んで初日夜にオーダーした。 翌日の15時にぴったりサイズで出来上がった。 ホテルのブティックでしたのだけれど、日本語ができるおばさまがいたので楽だった。 たぶん街中だともっと安いところがあるのだろうけれど ホテル内というのは楽。 一緒に行った子は、試着後再度お直しを頼んでいたけれどそれも対応が速くてよかった。 その子が頼んだ麻のパンツが素敵だった。私はスタイルに自信がないので作らなかったけど。 そうそう、AMEX使えなかったです。VISAでお支払。 宿泊者は元々10%OFFなのだけれど、何のキャンペーンか30%OFF期間だったのもよかった。 日本はセールは終わってるけど、HCMCは他の店もまだセール期間中のようだった。
・ティーポットとカップ&ソーサー ベトナムのロイコペ(だっけ?)と言われているMinhLong社の食器を買った。 ちゃんとしたお店で買ったのだけれど、後ほどスーパーでも売られているのを発見。 私は一番シンプルな真白で縁に青いラインが入っているものをチョイス。 16$でおつり(Dong)が来ました。
・木製のジュエリーケース 重いのにかかえて帰ってきた。 そんなにお安くはないです。 まぁ日本で買えば倍はするのだろうけれども。 カードが使えず(理由不明)時間がかかりそうだったのでドルで払った。 大きなかごバックに入れてもらって少し得した気分。
・麻の巾着 一番良く見かけたのは麻ではない安っぽい生地だったけれど 麻の風合いのよい巾着があったので購入。1枚3$。現地物価的には高いと思う。 私は何気に巾着コレクターなので、まぁいいでしょう。
・食品 ライスペーパー(エビとゴマ入りで焼いて食べる奴。まだ食べてない) エビロール(香港で買うより安い) クッキー(完全洋風なもの 地元のパン屋にて購入 信じられないくらい安くておいしい) ナッツ系のお菓子(会社ばらまき用)
その他
・ホテル:RENAISSANCE RIVERSIDE HOTEL SAIGON マジェスティックやシェラトンの方が見た目豪華そうですが、 RENAISSANCEも十分いいホテルでした。 ロビーは小ぢんまりとしているけれど、必要なものは全部揃ってる。 ツインルームなのに、3人がけと1人がけのソファがあって スペースにも余裕があっていい部屋でした。 ネット接続もできるようです。 難を言えば、アメニティが少ない(リクエストすればもらえる)のと シャワーが固定式であることくらいでしょうか。 リバーサイドビューしか見ていないので何とも言えないけれど やはりリバービューをお勧めします。 フェリーにぎっしりと乗ったバイクの群れなんかをじっくり観察できて楽しい。
・ベトナム航空 とろくさい、の一言に尽きます(これって方言かしら?) なんであんなに時間がかかるのか。効率が悪いのか。全く理解できない。 でもまぁサービスは悪くないです。 JALとコードシェアのくせに、JALのマイルがつかないのが歯がゆいくらいか。 機内エンターテインメントと機内免税品は全く期待しないのが得策でしょう。
・MBar マジェスティックホテルのバーに行きました。 雰囲気いい。ぜひ夜景がきれいな柵そばの席をお勧めします。 私は真ん中の席だったけれど。 恋人と一緒だとかなりいいムードになれるのではないでしょうか。 フィリピンバンド(一般名?固有名?)のショーをちょうどやっていて、 ハスキーな声で歌われた Killing me softly が頭に残っています。
・通貨 単位はDong。ただしメジャーどころでは米ドルも併記されていてそのまま使える。 ただしドルのおつりはDongで来ることが多い。 1VND = 0.0051JPY、1JPY = 196.8516VND 大体は 10,000VND = 60JPY くらいということで、ゼロ3つとって6かけてました。
・道端 道端に座っている人多数。食事をしている人もいるけど、単に休憩中という体の人も。 あんなに排気ガスだらけなのに、なぜ道端で和むのか?大きな謎である。
・お姉さん とにかく日本人への呼びかけは「お兄さん、お姉さん」だ。 「お姉さん、キレイ」という何がキレイなのかをぼかした表現も結構聞いた。 「安い」という言葉も頻発。たまに腕をとられる。 でも接触度合いは韓国よりまし。
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