CYMA’S MURMUR

2002年06月07日(金)   鈍痛

1日に、10回ほど彼のこと思い出す。
それはふとした瞬間。
無意識だったり、何かに記憶が呼び覚まされたり、意識的だったり。

その度に胸に鈍い痛みを感じる。

この痛みが妥当な大きさかどうか、それはわからない。

でも私の胸はうずく。

良かった思い出、悪かった思い出、それぞれ喚起したあとに、
「結局嫌われちゃったんだな」と思う。

仕方ないことだ。

それが現実。

今でも彼に言いたいことはいっぱいある。
感謝の言葉より恨み言の方が多い。
どこまでも彼を責めそう。
心変わりを責めることはできないと知っているから、
彼の優柔不断な態度とか、そういうのをいちいち、
重箱の隅をつつくかのごとく責める言葉が頭に溢れる。

こうやって私は彼を

追い詰めて

追い詰めて

追い詰めてしまったのだろう。

胸に鈍痛が走ったあと、必ずやるせない思いがする。

私はまだ立ち止まっている。




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